退職金運用相談事例【62歳女性、小学校教員退職者】

今回は退職金運用のご相談事例です。

ご相談者様の資産状況などを伺い、節税のご提案もさせて頂きました。

同じような属性の方の参考になれば幸いです。


【ご相談者】

62歳女性、教員退職者。家族構成は夫、お子様2名。

数年前に退職し、退職金が2000万ほど入ったのでその運用を出来ないかという相談でした。

これまでの数年はどうしていたのか伺うと、地銀から提案された半年間限定での特別金利の定期預金に預けていたとの事。

地銀さんは資金導入するためにそのような定期預金を提案しに来てくれたようで、その度にA行とB行で半年ごとに資金を移していたとの事でした。

特別金利といってもやはりこの時代なので低金利です。それだけのために何度も手続きをするのが面倒との事でした。


まず伺ったのは資産状況のヒアリングをさせて頂きました。

退職金だけではなく、相続した土地もお持ちで、そこからの収益もあるとの事でした。

さらに現役時代に貯蓄した資金もあるとの事でしたので、私から気になる点をお話ししました。


金融資産や不動産をお持ちでしたので、将来相続税がかかるのではという事です。

相続税には基礎控除というものがあり、計算式は「3000万+(600万×法定相続人)」になります。

そうするとご相談者様の場合、3000万+(600万×3人)=4800万の基礎控除となります。

ご相談者様の場合、金融資産と不動産を保有しているので非課税枠を超えてしまうとの事でした。

まずはその対策を打った方が良いのではというお話をさせて頂き、金融商材としての生命保険の活用を提案。

生命保険の死亡保険金には非課税枠が設定されており、計算式は「500万×法定相続人」です。

ご相談者様の場合1500万となります。

こちらは本来であれば相続税がかかる現金や株式などの金融資産を、保険を活用する事によって相続時に非課税財産に出来るというわけです。

「これはやらない理由はないですね。」との事でした。


そちらの問題を解決したあとに、運用商品の提案をさせて頂きました。


お悩みとして、収益が入る不動産はいつまでも収益が入ってくるわけではないとの事でしたので、仮に収益が入らなくなった後も、毎月のキャッシュフローが困らないようにしたいとの事でした。

運用できる資金は退職金の分でとの事でした。。

こちらから投資信託を提案し、仮に運用した場合のキャッシュフローのシミュレーションを提示させて頂きました。


シミュレーションがこちら↓↓↓


あくまでもシミュレーションですが、毎月この金額だと年金と合わせて生活には困らないのではないかとの事でした。

提案した商品のリスクやリターンを説明しました。

私がこちらの投資信託をお勧めしている理由は3点あります。

①投資初心者でも分かりやすい運用手法。
​②リスクが抑えられている。(運用中の資産の振れ幅が少ない)
③過去リターンが高い(27年の実績値)


こちらの商品は証券会社を通して誰でも買付出来る商品となっています。

同じように投資をして頂いているお客様からは、「安心して投資が出来る」と仰って頂いています。


不動産の収益が入る期間に関しては、資金は引き出さずに運用のみとなります。

資産が順調に増えた場合の出口戦略としての債券運用なども提案。

資産を守って行けるようにサポートさせて頂く事をお話させて頂きました。



今回は資産形成段階の方ではなく、どちらかというと資産防衛の観点での相談となりました。

ご相談者様にはとても喜んで頂いたので良かったです。


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