私が、パステルアートを選ぶワケ


絵がきや晴加です。🌸
今日の心晴(こはる)日記では、なぜ私がパステルアートを選んでいるのか?について綴っていきたいと思います。

先日、お陰様で33歳の誕生日を迎えることが出来ました。大切な皆さんと過ごす誕生日はとても温かく、今年も無事誕生日を迎えることが幸せで有難いなと、感じています。
2年前に大好きな祖母を見送ったので、祖母からのお祝いメールが届かない寂しさを感じつつも、去年よりも今年は私の身体の中に居てくれる祖母の命を感じより近い愛情を感じた気がしました。

年を重ねるごとに、大切な方を見送ることが増え、自身の命について考える時間が増えました。
時間は、命だからこそ何をするのがとても大切にしたいと、誕生日を迎えた今より感じています。
今年2023年でパステルアートで表現させてもらいようになり9年目を迎えます。9年目となる今日も初心の気持ちを忘れないように、となぜ私がパステルアートで表現をしてるか書き留めていきたいと思いました。


(↑パステルアート教室にて)

◆なぜ、絵を描いているのか?

それは、パステルアートに心をとっても支えてもらい、価値観を大きく変化した過去があるからです。
パステルアートとの出逢いで大きく味わったことの一つに、
「言葉を使うことが怖くなくなり、好きになった♪」
という経験があります。私にとって、これは革命的なことでした!!

元々幼少期は、口数が少ない子だったのです。

ほとんど話しませんでした。(今では話すのも聞くのも大好きで、笑い声でどこに居るのか分かるくらいなのに笑笑)
なぜ口数が少なかったと言うと、感じていることはあるのにどの言葉を使って話して良いか分からなかったからです。
よく吃っていましたね。
心を上手く表現出来なくて、もどかしくて、言葉と仲良くなれず、伝えたいことと少し違うことが伝わってしまう時もありました。そんな時は喧嘩になり仲良くなりたい人と仲良くなれなくて悲しくて、自分を責めたりもしました。このモヤモヤする気持ちをどう整理したら良いか分からず、出来ない自分を責めて、自身の頭を叩いていた時もあります。

「言葉って難しい。話すって難しい。伝えようと思っても上手く伝わらない。」

そんなことを思っていた幼少期に、、、ふと。気持ちを感じていると、頭の中で風景が浮かんできました。
それからというもの♪
1人の世界によく入っては、心を感じるたび心の景色を感じて映しました。自分ワールドの中なら伸び伸びと自由だったのです★


「嬉しいなぁ。」と、思った時には、
・この嬉しい気持ちは、お花をもらった気持ちとにている
・この嬉しい気持ちは、青空に虹が出た時に感じた気持ちとにている
心を感じるたびに、頭のパレットに心の景色を絵描きました。
「よし!絵を描いてみよう♪」
「人も書いてみたいな♪」
と思って人を書いた日には、あり得ない所から手や足が出てしまう!笑
「これじゃ、走れんだろ!!!」
っとツッコミたくなるような人になってしまう!笑笑
(ある意味概念を超えたアートだ、と思える視点はその時にはなかったですね笑)
その分、塗り絵や写し絵は好きだったのでよく遊んでいました。


伝えたいのに、伝え方が分からない。


言葉ってなんだろう?よく考えていました。


言葉に苦手意識があった私に、言葉のもつ喜びを深く教えてくれたのは、小学2年生の時に産まれた妹の存在です。
産まれたばかりの妹に難しい言葉を使わなくても、擬音で言葉を伝え笑顔を向けると、通じ合っているのが分かりました。
「心が伝わった!しかも伝わる!!!」
感動の体験をしました。まだ言葉を話せない妹の表情や仕草を見ると、私も何を思っているか理解できたのです。


「おーーー!!!!この世界好き!いい!!!!」
心底感激し、世界が明るくなった瞬間でした。その時に私が決めた夢は、
「将来は絶対!!保育士になる♪♪♪」
でした。



言葉のない世界で、言葉があることの喜びを教えてもらった出来事でした。

小学生から保育士になる夢は一時もブレる事なく、保育大学を卒業し念願の保育士の現場デビューをしました♪とっっても嬉しかったです。(^^)



ですが、、、
また自身の課題が浮上します。
様々な場面で[言葉]を使うことがとても多い。またしてももどかしい気持ちが溢れる。そんな日々。
喜びや感動を日々感じながらも、色々な理由が重なり、心と身体のバランスが上手く取れなくなってしまって退職をすることになりました。言葉で心を上手く伝えられなかった経験が、またしても残りました。

体調を崩し外に行けない時期があり、人にも会えず、ベットで横になり天井を見ていた時がありました。
人とは不思議なもので、当時の記憶はこのくらいしか覚えていないのです。家族の愛情は分かるのに、受け取り方も伝えかたも全く分からなくなってしまった心の状態でした。
今、振り返ると20代前半は人生のターニングポイントでしたね。今、振り返るとその時の痛みや苦しさが今にしっかり生きています。過去の晴加に伝えたい♪
あの時は、本当によく頑張った!!!!
だからこそ一人ではどうしようもない時がある経験をしたので、自分が手を差し伸ばしてもらった分、そんな人になろう、と決めました。
外に出れない時には、部屋の小窓から見える太陽や夕日などの自然に支えてもらっていたので、私は人にも自然にもありがとうではおさまらない恩があるのです。。

月日が経ち心が回復し体調もよくなり、外に出られるようになりました。目線が外に向いた時、色々な出逢いとタイミングが繋がり、人生で初めてパステルアートと出逢いました。
★パステルアートは指で描くんだ!!!
★初めて聞いた!!!
★やってみたい!!!
描き方を教室で教えてもらい、今の気持ちを直感のまま描きました。最初の絵は、形になんて出来なかった。泣きながら無心で描きました。

自分の脆さや弱さ、情けなくって、申し訳なくって、悔しくて色々が溢れてきて、同時に沢山の愛情を感じて、これまでの日々を感じて描きました。

パステルアートを描きながら、これまでにも何度感情が溢れて来たか、分かりません。

パステルをカッターで削って指で描く。
型を作ってそこに指で色を入れると、カラフルな丸が出来る。
ー 絵が描けなくても描けた ー
そんな不思議な体験をパステルアートでしました。



パステルアートと出逢い、私は初めて心の景色を目で見ました。

自分と繋がれた感覚がありました。

私を知れた気がしました。



気持ちを全部出した後に、まず家族に絵を描きたいと思ったのです。
「ありがとう」だけではおさまらない気持ちを、紙に込めて心を描きました。
感じていた「ありがとう」という5文字にある奥の奥が、表現できた感覚がしたのです。

「(・・・パステルアートってすごいかも。)」

そして、絵に込めた想いを語るのには、苦手だった言葉が不思議なくらいいくらでも出てきました。
心を伝えるツールとして、心の一致を感じながら言葉を使えるようになった体験でした。



これまで、パステルアートに教えてもらった事は沢山あります。

「表現の仕方は一つじゃないよ。」
そう教えてくれたのは、パステルアートでした。

「YESかNO。選択肢はもっと数多くあるよ。」
それはパステルアートのグラデーションの世界が教えてくれました。

「何度でもやり直せばいい。」
パステルアートは消しゴムで消えるので、何度でもやり直しが出来ます。間違えてしまった時の自分の心に、大丈夫♪大丈夫♪と優しく伝えられるようになりました。


心と言葉が繋がり、心と行動が一致してきた時、言葉を使う事が楽しくなりました。
「言葉をもっと知りたい!」
と徐々に思うようになり、色々な方の話を聞きました。当時26歳だったので私は、日本語の言葉を知るところから始めました。日本語学校へ行こうか、と本当に考えた時もあります(*´∀`*)笑

これが私のペース♪良いんだ良いんだ。(^^)
みんなが先生でした。
テレビで話をする人も、近所の人も、子共たちも、周りに先生がたくさんいました。
絵本も沢山読みました。
絵本の絵を見て、心を感じて、絵本に描いてある文章を何度も読みました。何冊も何十冊も読みました。
教育テレビも観ました。
小学生向けの本、動画、隙間時間があれば日本語の勉強。言葉の勉強をしました。
いいの♪良いの♪これが私のタイミング★いつかもっとスムーズに話せるようになるから大丈夫。♪気長にいこう。

私との絆も随分深まった時期でした。言葉の素晴らしさを教えてくれたのはパステルアートと、そこに加え
「晴加は晴加。そのままでいい♪」
と、いつも笑顔で迎えてくれた家族の存在でした。


私は、パステルアートとの出逢いで、自分に優しくなれました。

言葉を上手に使えなかった過去の私に、◯を付けることができました。

パステルアートのお陰で多くのご縁をいただきました。

そして、たった1人でも

「あなたはそのままでいい♪そのままで充分素晴らしいよっ♪」

そう伝えてくれる人が居ると、こんなに世界は優しく映るんだ、という経験もしました。



私にとってパステルアートは、大切な人生のパートナーです。私のエネルギーが溢れてくるものであり、苦しさをすべて「ありがとう」に変えてくれたものです。

あなたには、そのような出会いはありますか?(^^)
例え、それは人でなくてもいいと思うんです。
いつも寄り添ってくれる猫ちゃんワンちゃんでもいい。
お気に入りの小物でもいい。
思い出でも。約束でも。
どんなことでも、ものでも出会いは、生きているからこそだ、と思うからです。
大切な宝物これからも一緒に大切にしていきましょうね。

ある日を境に、オーダーをいただくようになり、何度か描かせて頂く中でいつしか
「あなたは世界で唯一無二でとっても素晴らしい存在なんだ!!♪」
「あなたは世界でたった1人の尊い存在。」
「あなたの命は、一人の命じゃない。」
そのような気持ちが届けられるような絵を届けていきたい、と思うようになりました。

幼い時から、このような経験を他にも沢山してきたので、言葉で上手く伝えられない方の気持ちは特によく分かります。本当によく分かります。
それは、子どもだけじゃない。大人だって当然あります。
今だに、伝えたいことがあるのに、言葉が止まってしまう感覚はあります。

その分私が自身の体験を通して人様と接する時に、1番大切にしていることは、言葉よりもその奥の奥の《心》を感じること。

言葉で上手く伝えられない時、心を感じとろうとしてくれる方の空気にとても安心感を覚えたことがあるからです。

今までオーダー作品をさせて頂いた皆様とのお話の中で、沢山の言葉と心に触れさせてもらい、今でも心や言葉を磨かせて頂いています。

現在、83作品目のオーダー作品を制作させて頂いています。昨日もご依頼を頂きました。有り難くて仕方ありません。



本当にお客様なくしては、今日の私は居ません。

言葉で上手く話せなくても大丈夫です(^^)♪

浮かぶ言葉、思うことをそのままに。

オーダー絵画作品では、あなたが人生で大切にしている命の真ん中の光の部分を、一緒に見つけにいけたら、と思っています。


これが、絵がきや晴加としての私の命の使い方です。


私にとって絵を描くことは、自分の人生を2倍にも3倍にも豊かにしてくれて、幸せの幅を大きくしてくれるものでした。

だからこそ描かせていただいた作品で、心にスペースが出来たり、自分との時間が創れたり、自分に優しくなれたり・・・☆そのようなお手伝いをこれからもさせて頂けたらと、思っています。


人生まだまだひよっこの33歳の私が、人生のことを語るには早いかもしれませんが、生きていると沢山のことがあります。


嬉しいことばかり、楽しい事ばかりじゃない。


けれど、けれど。

最後は全部ひっくるめて、[美しい]と思えたらいいな、といつも思います。

生きる美しさを旅立ちと共に教えてくれたのは、ずっと一緒に暮らしていた祖父母を見送った時にそう思いました。

二人の旅立ちがあまりに強くて美しくて、生きること。
生き切ることを学びました。この空気と心を一生忘れまい、と細胞に刻みました。

"生きるって美しい"

"命って美しい"

本当に美しかったです。
悲しさや寂しさを大きく超えるあまりに見事で美しい2人の旅立ちは、味わったことのない感動と体感でした。
祖父母の命の終わりと引き換えに教えてもらった事でした。

本当は、もっと綴りたいことお話したいことが沢山あります。このような内容は、何時間でもお話ししたくなってしまいます。

予想以上の文章の長さになってしまったのにも関わらず、ここまで読んで下さり有難うございます。

今日の心晴(こはる)日記では、
【絵が描けない私がパステルアートで描く心の世界】が少しでもお伝え出来たら、と思い綴らせて頂きました。



最後に、
私の活動名である[絵がきや晴加]の絵 ”がきや” が、平仮名なのは、
絵を描くという意味ではなく、心を感じてイメージしてそれを絵にするので、
[絵がく=イメージする]という意味を込めたくて《絵がきや晴加》としました。
絵を描くことが全く出来ない私が、心を感じ浮かぶ景色を表現することで、結果絵を描かせて頂いている。

とても不思議ですが、幸せな道を歩ませてもらっています。

今年で作品を描き始めて9年目を迎えます。
本当に皆様の支えと、お客様と出会う皆様に育てて頂いています。心を磨かせてもらいます。いつも有難うございます。

昨日、今日、そして明日も、自分に一つでも多くの◯や花丸がつけられるように♪自他ともに優しい日でありますように♪♪
感謝を込めて。


絵がきや晴加



(↑パステルアートと出会って、1年目に描いた作品です。)

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愛猫:海のいのちに「ありがとう」を込めて 一覧 2023年旧暦正月を迎えて