2024.08.26
昭和時代の硬貨④(戦後)
太平洋戦争が終結すると貨幣の製造が再開されましたが、国号が「大日本」であったため、日本を占領していたGHQから発行の許可がおりませんでした。そのため、表記を「日本政府」に改めて製造されました。また、日本軍が残した薬莢などの軍需物資から黄銅を確保できたため、黄銅貨が多く発行されました。
大きさの参考として定規を添えることにしました。
鳩5銭錫貨(品位:錫930/亜鉛70) 直径17mm
稲10銭アルミ貨(品位:アルミ1,000) 直径22mm
大型50銭黄銅貨(品位:銅600〜700/亜鉛400〜300) 直径23.50mm
小型50銭黄銅貨(品位:銅600〜700/亜鉛400〜300) 直径19mm
1円黄銅貨(品位:銅600〜700/亜鉛400〜300) 直径20mm
穴なし5円黄銅貨(品位:銅600〜700/亜鉛400〜300) 直径22mm
(参考文献:日本貨幣カタログ / Wikipedia)