「どんな辞書がいいですか?」この回答の仕方で自立させるかわかる


私が今の考えに至ったのは「のり子先生」こと新坂先生の影響も大きいです。

子ども達も指導を

私もついつい子育てをしているとずっと

「目先のことにこだわってきた」

のも事実です。新坂先生には私の子ども2人も指導してもらいました。

息子・・・英語
娘 ・・・英語、国語

自分でも国語は教えますが、自分で教えなかったのは、それ以外の価値を新坂先生に見出したからです。

私の息子を指導してもらったとき、新坂先生にこんなアドバイスをいただきました。

「息子さんは真面目だけれど応用が利かない」

と。親としては正直「カチン」ときました。そして、もう一方では

「なるほどそうかも知れない」

と思ったのも事実です。中学までは受験前は私が勉強を見ました。高校になっては一切口を出さなかったのですが、息子は

「言われたことはやる」

タイプだったのです。ですが、それでは社会では通用しません。それに息子の小学校のときの夢が

「インターネット会社の社長」

だったのでなおさらです。とにかく自分で考えて、自分で決める癖をつけないといけないのです。

この質問にどう答えるのか?

例えば、こんな質問が来たらどうですか?

「先生、辞書はどんなものがいいのでしょうか?」

もし、あなただったらどう答えますか?私の場合は知っている知識で

「××という辞書がいいです」

と伝えます。そうすると親御さんも満足です。早速、お店に買いに行って子どもに与えます。

ですが、新坂先生の答えは違います。

「子どもと一緒に書店に行って選ばせてください」

と。そうすると

「失敗したらどうするの?」
「子どもが変なものを選んだらどうするの?」

というのがあるかも知れません。でも、これってとても大切ですよね。今はインターネットで情報があふれています。

中には「ウソの知識」もたくさんあります。例えば、私が

「この辞書はいいよ」

と言っても、その子に合わないのかも知れません。実際に合わない場合もあります。

「人の話を鵜吞みにしないで自分で判断させる」

というのがこれからの子育てなのです。そうすると

「自分で見て」
「自分で判断した」

ものだから

「自分で責任も持つ」

のです。そういう習慣をつけていくのです。

「失敗したら?」

それは辞書代だけの損で子どもの自立と判断力がつくと思えば安いものです。そして、子どもは自分の目を養うのです。

これからの時代はネットで情報を得る時代です。だからこそ自分で判断する力が必要なのです。

パソコン4台も破壊する

自分で見て判断して、経験して。バーチャルだけでなく手に取って。

確かに私の息子も私のパソコンを4台も壊しています、中には30万円もするものもあります。私が使っていたセカンドマシーンを貸していたのです。

ですが、怒らずに私のお古ですが、ドンドン与えていました。そうすると今では1人でできるようになっています。

これは決して「跡継ぎにしよう」とか考えていたわけではないです。自分もそうやってやってきたから同じ経験をさせたかったからです。

それに失敗しないとわからないこともあるので、失敗を経験して自分でどうするのかをさせたかったわけです。

そうやって

「自分でできる力」

を養ってきたわけです。

「子どもを自立した子育て」

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