2023.12.16
お母さんの1歩
いろいろ理想って人にもありますよね。
「仕事」「勉強」
そして、
「子育て」
一番問題なのは
「自分の理想を子どもに押し付けること」
です。
「自分ができなかったことを子どもにかなえてもらう」
という発想は辞めた方がいいですね。自分の理想を押し付けると年老いてから自分自身が子どもから痛いしっぺ返しを喰らいますから・・。
実際によくあるのが
「自分が勉強ができなかったから子どもにやらせる」
というもの。また、
「自分が行けなかった学校に子どもに合格させる」
というのもあります。あとで、歪みが出るのでご注意を。これはリベンジ教育というものです。
一歩一歩
さて、そうでなく、
「子どもの可能性を伸ばしたい」
とか
「子どもの自立のために」
というのであれば
「一歩一歩」
です。
不登校の子は変わる
私が不登校の子を指導しているとよく感じるのが
「自己肯定感の低さ」
です。自分ができていないことを責めるんですね。自分を。そして
「やっぱり自分はダメだ」
「自分には価値がない」
とか
「学校に行かないといけない。でもいけない。ダメだ」
何て。そういうときにどうするのかと言うと
「一歩一歩」
です。たとえば、子どもと約束して、
「部屋の片づけをしよう」
という話をします。そうすると
「そんな気力はない」
と。それで
「ダメでしょ」
何て言いません。それよりも
「じゃ、机の一番上の引き出しの中だけ。それ以上はしなくていいよ」
と言うと
「じゃそれくらいなら」
と言って宿題を出します。すると、次のときに
「先生、机の中を掃除していたら、何か机の上も掃除したくなって部屋全部片づけちゃった」
と。そして部屋をキレイにします。そして、次が勉強。
「1ページだけやったみて」
と言ってやってもらいます。もちろん、最初からはうまくいきません。ですが、続けていくと
「学校に行けない」
「勉強はする」
「少し学校は行こうか」
と少しずつ変わってくるのです。もちろん、行けなくてもOK。他の道を探せばいいのです。
大人の一歩
実はこれは大人も同じ。
「早く結果を出そうと完璧にする」
と何もできなくなります。私は毎日何か記事を書いています。たとえば、ブログは365日書いています。
ですが、
「あっ」
と思って3年続けたブログが1日とぶこともあります。ですが、
「あっダメだ」
何て思いません。それでただ、続けるだけです。大切なことは
「続けること」
です。子育てをやっていても
「何でもうまくいく」
何てことはないです。もちろん、うまく言ってたとしても
「嫁姑問題」
とか、
「転職の悩み」
とか何かでできます。別に
「病気」
とかもあります。ですが、ただ続けていくことです。自分が決めたことを続けていけばいいのです。
「できない」
ということは程度の差であれ、みんな同じです。あとは、
「そこから1mmでも前に進んでいく」
と思ってやっていければいいのです。そうすると続けていきます。
もしできていなくても大丈夫です。少しずつ前に進んでいきましょう。