責める塾長、責める母親


今日は午前中、塾長会の面談と午後からは保護者の方との面談でした。そこで少しお話します。

今お母さんやお父さんが抱えている問題や悩み、また、子どもが抱えている問題については、

「本質的には変わらない」

ものです。私の指導した年齢幅は大変広いです。下は小学1年生から、上は年齢70歳くらいまで。

何でこんな年齢幅になるかと言うと今は塾の講師ですが、以前は経営コンサルタントをやっていたからです。

できない自分

今も塾長相手にやっていますが、問題点は基本的に同じです。例えば

「やろうと思っていたけれどできない」

というのは塾長もお母さんも同じです。

塾長

「今日チラシを配ろうと思っていたければできなかった」・・・自己嫌悪

お母さん

「今日は子どものやる気をなくさないように接しよう。でも感情的に怒ってしまった」・・自己嫌悪

です。毎日がこの繰り返しです。そして、自己評価が低くなっていくのです。それだけならまだしも

「それを子どもに投影してしまう」

のですね。ついつい自分ができないで自分だけを責めるのならまだしもそれをそのまま

「子どもを責めてしまう」

のです。実は

「できないのがほとんど」

なのです。私はいろいろな仕事をしてきましたが、ほとんどの仕事が

「1人でできない人を対象にしたビジネス」

なんですね。

塾は不要

例えば、塾は本当のことを言うと

「不要」

です。というのも、私は一度も塾に通ったことがないです。実際は

「1人でやってきた」

のです。だから、本当は

「勉強もやる気になれば1人でできるはず」

と思っています。ですが、子どもが生まれて、家内と子育てをしたとき、家内に言われたのは

「自分と同じに考えないで」

と言う内容です。自分が1人でできたから、子どもたちもできる何て思うなと。

実際に今のインターネットの塾も当初はまずは

「見本となる人」

がいませんでした。どこかの塾がやっていたら、それを真似すればいいのですが、もう15年前はあまりやっていませんでした。

みんな手探りでやっていたのです。だから失敗続きです。それでも生活がかかっていたのでやっていました。

それに比べると今は楽です。運営の仕方もわかりますし、インターネットで調べればすべてできます。

塾が必要な理由

ですが、

「大人も子どもも塾が必要」

なのです。これは勉強だけではありません。ダイエットなども、本当は

「本を読んで調べたり、インターネットで検索したりすれば方法はわかる」

のです。ですが、

「自分1人ではできない」

のです。それがほとんどの人で、1人でできるのは「優秀な人」なのです。だから、あまり自分も子どもも責めないでください。

それに責めても良い結果にはなりません。私もそれを続けていて結局は何も続けられませんでした。

だから、

「少しでも前に進んだらOK」

としてやった方が継続して良い結果につながるのです。

私もそれがわかってから継続できるようになりました。

「3日坊主でもOK」

です。ただし、「3日坊主をずっと続けただけ」なのです。完璧ではないですが、それでも続けて20年なのです。

それでも悩みがあるときは以下の無料相談です。あなたの悩みを少しでも軽くします。

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