親の腕の見せ所


期末テストの結果が返ってきていよいよ親の腕が試されるときですね(笑)。

実は結果が帰ってきたときの親の対応によって子どものやる気を引き出すかどうかがかかってきます。

子どものやる気を奪う親

というより「子どものやる気をそがないように」してくださいね。

実際に子どもを指導していてて意外と親が子どものやる気をなくさせる親も多いのです。

「そんな言い方をしなかったらもっと子どもがもっとがんばるのに」

にと言う対応があるのも事実です。たとえば、子どもから聞いた話で

「よい点数のは何もほめないで、悪い点数のだけ言う」
「95点だったのに間違った5点を責められた」
「自分になりにがんばったのに、結果だけ言われた」
「お兄ちゃんはできたのに・・・と兄弟と比較された」

などです。こういうのはやる気をそがれますよね。成績が悪かったときは、子どもも気持ちがよいものではないのです。

では具体的に何をしたらいいのでしょうか

最初にするべきことは子どもに話をさせるということです。親の意見は置いといてまずは子どもの言い分を聞くということですね。

もちろん、目的は「勉強する子にする」というよりは「自立する子になる」ためですから、子ども自身で考えさせないいけません。

そんなことを言うと「言い訳ばかりだから」と思うのであれば、それは「誰かに責められているから」です。

だから「言い訳しようとする」のです。これは大人でも同じで、「言い訳は、どれもりっぱな言い訳」というように、言い訳はできるのです。

ですが、突き詰めていくと結局は自分が原因であることに気づきます。

実際に自立している子と話をするとテストで悪いと

「ごめん。今回は勉強していなかった。俺が悪い。次がんばる。だから、見てて」

と自分で分析して、反省して次につなげます。そして、次は点数を上げてきます。

その子には「責めることはない」のです。実は意外と子どもに対して親がそういう習慣付けをしてきたのです。

「結果で叱られる」
→「結果を隠す」「結果だけにこだわる」「ズルをしようとする」

のです。というのは以前の私がそうだったからです。結果で責められるとそれを「隠そう」とします。

子どもはそういう方向に考えます。決して「勉強しよう」とは思わないのです。

それに子どもの言うことを聞くと言うと何でも素直に従うという意味ではありません。

とにかく子どもは子どもなりの言いたいことがあるので、それを聞くということです。聞いて理解するのです。

親として子どもに指導しないといけないということもあるかもしれません。ですが、それはとりあえず横に置いといてください。

子どもの言うことを聞くのです。子どもの言うことを聞くと子どもが何に困ってのかとかなるほどのあと言うところもあります。

私がやってよかったこと

実際の話、私は仕事で娘が中1のときに勉強ができなかったので話を聞きました。私は全然、娘には教えていませんのでそれで学校の話を聞きました。

娘が言うのが「英語の授業が全くわからない」という話です。 実際に話を聞いていると正直に言うと「これは大変だな。最初に全く習っていない子がこの英語の授業ではムリだ」というのを痛感したのです。

もし、これを聞いていなかったら「何でできないの?」という風に追求したかもしれません。「これは手を打たなければいけない」というのが率直な感想でした。

そして、ノートも見せてもらいました。私がびっくりしたのはノートの取り方も指導されていません。

もちろん、自分で勉強していくのも大事ですが、指導する側としては最初にノートの取り方とか教えた方がいいのです。

実際に私の国語の先生はノートの取り方や勉強の仕方を最初の授業で教えてくれました。そうすることによって私はずっと国語の勉強することができたのです。

まずは、相手の話を聞いて相手の欲求を満たしてあげましよう。ついつい自分の言いたいことを先に話がちですが、聞くと子どもも親の話を聞くようになります。それが第1歩です。続きは明日です。

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