将来の目標が決まれば勉強ができる


今回は授業の中で将来の話をしていました。将来なりたい職業のための

「計画」

でした。

マンダラで描く未来

メジャーリーガーの大谷選手が使っていた「マンダラ」というのを使って

「将来なりたいことなるために何をすべきなのか?」

ということを話していました。これはとても大切なことで親は子どもに

「勉強しなさい」

というよりは

「将来何になりたいの?」

という質問をする方が何倍も大切なことなのです。

将来何に成りたい?

たとえば、

「勉強しなさい」

というのは漠然とした話ですが、

「将来何になりたいのか?」

という質問をして、方向が決まったら

「やるべきことが見えてくる」

からです。たとえば、

「看護士になりたい」

とそうすると資格をとるために数学の勉強が必要になります。また、

「サッカー選手になりたい」

となれば、一流の選手になるためには論理的なものの考えや、コミュニケーション能力も必要になってきます。

そして、そのために国語の勉強をしたり、論理の勉強をしたり、と課題が見えてきます。そのために

「勉強しないといけなくなる」

のです。

行き詰る子ども

実は指導していて一番やっかいなのが

「将来の目標がない」

ということです。

「将来の目標がなくても勉強をしてくれれば・・」

と思うかも知れませんが、実は将来の目標がないと

「進路になったとき大変困る」

のです。もちろん、

「うちの子は将来なりたい方向性は決まっている」

というのはいいのですが、実際に子どもも親も

「突き詰めて考えていない」

からです。たとえば、大学受験で私立文系や私立理系、さらに国立大学の2次試験でも

「学部によって受験科目が異なる」

からです。それに受験勉強をやっていると苦しいときがあります。そのときにも

「どうしてもこの大学に行きたい」

という強い気持ちがないとがんばれないからです。

実際に指導していた子で高校3年生まで将来のことについて考えたことがない子は進路相談のときに

「お母さんが決めて」

と投げ出す子もいます。確かに将来について、すぐに答えが出ないかも知れません。

ですが、そうやって「将来について想いを巡らせる」ということが大切なのです。

「答えがでなくてもいい」

のでまずは、「将来は何になりたいの?」という質問はしてくださいね。それによって子どもは考えるようになります。

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