屋久島で水を学ぶ

2023.11.10-14で

屋久島に行ってきました。


テーマは「水を学ぶ」

水を学ぶことは、地球の生命の誕生と屋久島の創成を知る壮大な旅となりました。


 【すべては水のために在る】


そのことを身をもって体感し、自らも水を中心とした自然の循環サイクルの媒体の一部であるということを当然のことと感じ、命の営みを担う大切な存在であることを思い出すことができました。


今まではただ識っていました。


今回、屋久島の自然に抱かれながら5日間過ごし、屋久島の、森の、万物の創生について自然の営みに触れ感じ学ぶことで、やっと自らのすべてがその循環の一部になりました。


統合です。


屋久島でも東京でも、地球上の全ての場所で、人間以外の万物は、38億年前の生命誕生期と変わらず今この瞬間も粛々と自らの役目を全うし、土を作り森を作り水を循環させる営みを続けています。



ウィキペディアによると


38億年前(±3億年) - 真正細菌(バクテリア)と古細菌(アーキア)の出現。

32億年前 - 光合成をする生物が現れる。藍藻(シアノバクテリア)。

ストロマトライトとして痕跡を残した。


とあります。


屋久島での森歩きで、このシアノバクテリアに触れました。


命の源はシアノバクテリアと地衣類という細菌が担っています。

地衣類は、シアノバクテリアも生きることができない、水のまったくない過酷な環境に生え、土のベースを作る役割を担ってくれています。


シアノバクテリアと地衣類が水を蓄えるベースを作って、そこに苔が生える。

その苔にシダ類が生えて、森となる母体ができる。

そこからどんどん森が作られ多様な命が誕生し育まれていく。


「水を蓄える構造を作る」


保水のためのこの命の営みは、38億年前も今この瞬間も変わらず続いています。


地上で生きていくためには水がないと生きていけません。

シアノバクテリアや地衣類が水を蓄えるベースを作ってくれているお陰で、私たち人間も生きていけています。


すべての命が、シアノバクテリアからつながっているのですね。


この統合の体感を得られたことに、ただただ感謝しかありません。


水に生かされている、私という存在。


自らも、水のために生きる。


そう想いの定まった、屋久島でした。


感謝。



水のプロセスとは


朝7時 宿から望む モッチョム岳に虹 


森の主        


38億年前から今この瞬間も

自然は保水のために営み、森を作り続けている


ここに生命の源が全てある


大川の滝にて


私たちは水を循環する一媒体として生かされている

存在しているだけで大切なお役目を果たしている

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