スマホで裁判

2.拡散される

です。以前から何度も新聞やテレビで報道されているので、知っているとは思いますが、ツイッターなど

SNSとはソーシャル・ネットワーキング・サービス(英語: Social Network Service)とは、社会的ネットワークをインターネット上で構築するサービスのことを言います。

子どものほとんどが使っています。ただ、ネットの世界では普段子どもが
やっている内容が

「拡散されてしまう」

のです。特に本人たちは

「軽いノリ」「冗談」「その場の雰囲気」

でやったことが後で取り返しのつかないことになります。

過去のあった事件で、その例を書きますと

2012年

3月13日
「品川行きのバスをジャックする」と書き込み書類送検 男子中学生(15)

2013年

8月19日 - フードスクエアガーデン前橋店で、学生がアイスクリーム用の冷凍庫に寝そべった様子を投稿。

この学生は21日付で退学処分となったほか、店側はアイスクリーム類全てを撤去、ケースを清掃・消毒し、指定した期間にアイスクリーム類を購入した客に返金することとなり、被害額確定後に警察に通報する方針を明らかにした。

2016年

3月9日 - 名古屋市営地下鉄名城線・砂田橋駅にて、女子高生が線路を横断する動画を投稿。名古屋市交通局は被害届を提出した。

など、本人達はその場ののりや、軽い冗談そのつもりでなくてもその内容は「拡散され取り返しがつかない」ことになっているのです。特に

「ツイッター」

をして「バカなことを公開」している人は

「バカッター」

と呼ばれています。ちなみにネットで

「バカッター」

と検索ししてみてください。たくさんの信じられない写真が出てきます。

「中学生がたばこを吸う写真」
「駅のホームから線路に降りてポーズを撮る写真」

「お好み焼き屋でソースの入れ物を鼻に入れる写真」

など出てきます。当然ですが、

「特定されて処分されている」

のです。お店、集う会社等からは損害賠償されます。

また、掲示板に「非難・中傷」などを書くと、書かれた人は弁護士に相談して、本人を特定することも可能です。

最近ではこんな事件がありました。

横浜DeNAベイスターズの投手・井納翔一選手(31)が、自身の妻をネットで中傷した20代のOLを名誉毀損で訴えた。

これは週刊誌の「フライデー」からです。昨年7月、女性が匿名掲示板にアップされていた井納選手の妻の写真を見て、「そりゃこのブスが嫁ならキャバクラ行くわ」と書き込みをした。

すると、昨年11月に「井納選手と奥さんの名誉が毀損された」という旨の訴状が届いたという。

井納選手は通信会社に情報開示請求をして書き込み先を特定し、女性に情報開示にかかった費用約77万円を含む損害賠償金191万9686円を請求した。

ちなみに私も弁護士に相談したこともあります。金額的に問題がなければ、裁判ということも考えています。

そういうことも考えて使うことです。大切なことは

「想像力を働させること」

です。今やったことによって、その後どんなことが起こるのかを考えてみることです。

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