理容店と子育て


今日は朝から急に散髪に行ってきました。朝時間が空いたので、そのすきに行ったところ、いつものところは予約で一杯。

廃れる店

1時間30分も待たされるのが嫌なので、別のところに探索に。ネットで検索したところは予約で一杯でした。

そして、3番目のところが駐車場が空いていたので、ドアを開けて確認したところ髪の毛が散らばっていました。朝9時30分です。

「し、しまった」

と思いながらも、これ以上探すのも面倒なので、散髪することに。そして、座ってタオルを首に巻かれたところ

「あっ生渇きのくさい臭い」

と。さらに「残念」。実はいつも失敗する理容店はどこもタオルが臭いのです。酸っぱい臭いがすると言うか・・・。

だから、

「今回も残念で終わるのか・・」

と。

偏りの世界に生きる

最初の2件は予約で一杯なのに、最後に行ったところは誰もいない。あとからようやく1人入ってきました。

これは以前に書いた歯医者の例と同じです。流行っているところは、極端に流行っていて、流行っていないところはまったく流行らないのです。

これは三重にいたときもそうでした。私が以前住んでいたところに歩いて1分のところに理容店がありました。

基本的にはそれほど親しい近所づきあいはしないのですが、近いので行ってみることにしたのです。

そのとき毛穴の掃除をしてもらったのですが、洗い流すときに前に倒して洗い流すことに。

そうすると、きいつ液が私の目に垂れてくるのです。「痛たた」と言いながら、顔をシャワーで洗い流してもまだ痛い。

通常はこういった液を使う場合は仰向けで洗い流すのですが、何も考えずにそのまま洗い流して「ジ・エンド」です。

それからそこには行っていません。今回のお店はそこまでひどくなかったのですが、多分2度は行こうと思わないと思います。

私は理容店にとっては上得意になるはずです。というのも一度行くとずっと同じと店に通うからです。しかも不景気だからと言っていく回数を減らしません。

安い理容店はあまり好きではないので、一度捕まえたら、ずっと通うお客さんになるのです。

何でこんな話をするのか?

これはお子さんの将来につながる話です。世の中はドンドン偏っていって

「人気のあるところ」

「全然人気のないところ」

になっています。これは就職でも同じです。

「内定をたくさんもらえる子」

「内定が全然もらえない子」

です。仕事で言うと

「仕事がたくさん任せられる人」

「仕事を任せられない人」

です。こういうのは「勉強」だけでは決まりません。仕事に就くときは

「相手の言うことを理解する力」

や、

「自分の言うことを正確に伝えられる」

とか。そういったことがまず1つの条件です。それは決して相手に依存することではなく、自分で工夫してつけていくことです。

相手の立場を自分で考える

学校に通っているときは「自分がお客さん」になる形が多いです。だから、自分の都合の良いようにします。

ある塾の先生の話ずか、スタッフを募集したところ

「面接にドタキャン」

が10回以上続いたそうです。また、塾に通っていた生徒がその日約束していたのに

「平気でドタキャン」

とか。それでも謝りもしないで、

「ドタキャンしても振替希望」

とか。また、

「自分中心とか」

です。そうすると今度は自分が相手に合わせていったり、相手のことを考えたりしないといけません。

「自分の都合で」
「自分が良ければ」

となると先程の理容店のようになるのです。そして、他者の立場に立てる「他者意識」がないと仕事はないのです。

この回答で不採用

実際に就職の面接で面接官が、面接に来た学生にこんな質問をしました。

「なぜ我が社を希望しましたか?」

そのとき答えはこれでした。

「貴社に入ると勉強になるから」

です。わかりますでしょうか?これは完全に

「自分の都合」

ですよ。会社は学校ではありません。いか入社してくる人が会社にとって役立てるか・・が大切なのです。

だから、本当は自分にとって勉強になるだけでなく、「自分も勉強して貴社で一番役立つ人になる」ことを伝えないといけないのです。

他にはこんな人もいました。別の会社です。

「私は同期の中で絶対に1番働きます。そして、誰よりも会社の役に立ちます」

と。これは会社の立場に立った答えです。もちろん、いろいろな意見はあるでしょうが、

「自分の都合を優先すると相手から相手にされなくなる」

のです。逆に相手のことを考えながら動くと、

「相手はあなたを放さなくなる」

のです。いつも感じますが、お店の繁盛も、お子どもが社会で役立って、収入を得られるようになるのも理屈は同じです。

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