一番勉強すべきこと。それはコミュニケーション
実は子どもを指導しているプロなのに、変な話ですが、私もコミュニケーションが下手です。こんな話をすると
と言われます。以前は自分はできると思っていましたが、勉強すればするほど
「下手だなあ」
と思うことが多いです。というのは
「自分の思うことが相手に伝わらないから」
です。実はこれは、身内になればなるほどその傾向が強いかも知れません。
コミュニケーションは言葉だけではない
コミュニケーションと言うとどうしても言葉だけだと思うかもしれませんですが、実際はコミュニケーションにしめる言葉の割合が少ないのです
例えば知らない国に行ったとき子どもがニコニコしながら近づいてきました何か喋っています。でも、ずっとニコニコしています。何を言ってるかわかりますでしょうか?
何か「どこから来たの?」とか話しかけてるのかなと思うかもしれません。実はその子は
と言ってたとします。それもわかりません。というのは、ニコニコした表情で相手との関係をつかむからです。
これは極端な例ですが、家族の中でもよくある話です。実際に子どもが勉強してないのに友達からの誘いがありました。
本音としては遊びに行って欲しくない。でも友達の手前仕方なく遊びに行ってもらうとき
と怒った顔で言ったら、言葉と思っていることが違うというのは子どもは感じますよね。
これは言葉だけではない証拠です。例えば子どもが塾をやめたいというときに
というときに親が本気でそう思って言うのならば子どもにもそれをします。
ですが、本心は「行って欲しい」と思ってるときには言葉以外の別の部分で子どもは感じ取ってしまうのです。
「褒める」が通用しない子ども
よく「褒める教育」というのがありますが、実際に褒めても調子に乗って勉強しなくなったり、逆に反発してしまったりします。
反発するときは、なぜ反発するのかと言うと親が誘導していると子どもが感じるからです。
勉強させるために褒めるとか、何かを言う通りにさせるために褒めるとか、その本質を言葉以外の部分で感じているからです。
ですが、実際に子どもが勉強したときに
と感想を漏らしたらどうでしょうか?これは、決して何か誘導しようというわけではなく、素直に感じたままを話すだけです。
そうすると子ども自身は自分自身がやってることに対して認められたと感じるわけです。
それはただを同じ言葉であったとしても、言葉以外の部分でそれを感じているからです。
嫌いなもの食べさせる方法
例えば、食べず嫌いなものを食べさせる場合はどうしたらいいのでしょうか?
失敗する親というのは
と言うかもしれません。もちろんその方法も1つの方法です。ですが、それで食べなかったときは今度は怒るのでしょうか?
命令調に
と言葉で言うかもしれません。他にはどんな方法があるでしょう。
こんな方法はどうでしょうか?例えば、親がそれを美味しそうに食べている。みんなが美味しそうに食べるそうすることによって「ちょっと食べてみようかな」となるかもしれません。
実は私はこれよく使う方法です。私は色々なものを食べますが、そのときに子どもがいるとき、すごく美味しそうに食べていてこうい言うのです。
と。そうすると子どもはとりあえず口には入れます。そうすると美味しかったらずっとそれを食べるようになるのです。
それを無理やりすると食べなくなるのです。
自分が美味しそうにしていて、子ども「食べてみきよう」という気にさせて、少しだけ提案すると子どもは食べるようになるのです。
こんな風にコミュニケーションと言うと言葉だけかもしれませんが、それ以外の雰囲気もコミュニケーションに影響するのです。
伝え方を変える
以下の写真を見て何かわかりますか?よく見てください。
「えっ、こんなのもわからないんですか?」
何て言われるとカチンと来ますよね。次はこれでは。
わかりますか?まだ、わかないのであれば、これです。どうですか?
で、これで・・
そうです。髭剃りなんですね。こうやって写真で撮る方向を変えるだけで伝わるのです。
実はコミュニケーションもそうです。
コミュニケーションも伝え方が変わると伝わる
勉強も相手のタイプによって伝え方が違います。勉強を身につけるには「4つの学習タイプ」があります。そのタイプに合わせた伝え方が必要になってきます。続きは明日。
コミュニケーションで参考になる漫画がありましたので以下です。