親が子どもの「やる気」をそぐ言葉


子どものやる気がない場合には声かかに気をつけることです。

やる気をそぐ言葉

勉強に関して言えば、子どものやる気について、親の悩みが多いですね。

そして、子ども側からすると

「親の一言が子どものやる気をそぐ」

ということを聞きます。実際に指導していると子どもの口から親から言われた言葉が出ます。

中には、

「あっそれを言われたらやる気がなくなるようね」

というのはあります。少し例を挙げるとよくあるパターンは他との比較で話をする場合です。

人のことを偉そうに言た義理ではないのですが、人はついつい何かと比較してしまいます。

例えば、

「お兄ちゃんはちゃんと勉強したのに」
「××は宿題をやっていくのに。それに比べて・・・」

とか、近所の子と比べます。

「隣の××君は毎日1人で4時間も勉強しているんだって。(それに比べて・・・)」

ひどい子になるとこんなことを言われてそうです。

同じ誕生日で同じ病院で生まれた子が2人いました。2人は同じ地元の小学校、中学校に通いしました。

1人は勉強ができて、学校でも活躍して児童会会長をしたり、生徒会長をしたりしてリーダーシップを発揮していました。

もう1人の子は普通の子です。成績は普通。運動も普通。そして、その親子さんが言った言葉

「△△が、××君だったらよかったのに。同じ日に同じ病院で生まれたのに」

です。これを言われたあなたも親となって、子どもの頃に言われた嫌な言葉があると思います。

過干渉な親からは

「勉強しないの?」
「このままで大丈夫?」
「何でこんなに点数が低いの(怒)」

とか、突き放された場合

「もう、受験やめたら」
「こんなんじゃ受からないよ」

先ほどの他の人の比較

「××ちゃんもっと勉強してるよ」
「お姉ちゃんはもっとやっていたよ」

お金の話で言うと

「どれだけお金がかかっていると思っているの?」
「どれだけ塾に払ったと思っているの」

です。

自分の言葉を記録してみる

言葉は癖があるので、自分で自分が言っている言葉を意識することです。

そして、できればメモをするとよいかもしれません。スマホのメモ帳にでもメモしください。

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