何もしなくて、ある日突然成績が上がるわけではない

今週には夏期講習が終了します。私の所は最後まで続いているので、まだ、できてないところはどんどんやっています。

成功はある日突然やってくるわけではない

夏期講習では毎日やることを決めて1ページ1ページ問題をこなしていきます。計画をしていても、計画通りに進まないこともあります。

ですが、1ページ1ページやって、間違ったところを直しているので、確実に前には進んでいっています。できなかったところは再度解いているので、その次には前よりはできるようになっています。

というのも、問題(ここでは受験)を細分化しているので、解決しているわけです。何でもそうですが、問題を大きくとらえすぎるとうまくいきませんが。

1つ1つ細かくやっていく行くとそれが成果につながっていきます。

受験ではこんな感じです

まずは問題を小さな目標に分解しましょう。社会であれば、「地理」「歴史」「公民」と3つの分野にわけます。

さらにその3つの分野を分解して1つ1つ潰していくわけです。もちろん、計画通りに行かなかったからダメだと言って焦る必要はありません。

というのは「地理はできた。でも、苦手な歴史は全然できなかった。そして、公民はまあまあ。」となると、2学期にはその公民分野を潰して、次に歴史分野を潰していきます。

それでもできなかったとしても、こんな方法があるのです。それは受験前のすごい集中力を使って、さらにエンジンをかけて苦手分野を潰していくのです。

受験でうまくいかない場合

受験直前になって駆け込みで塾に入ってくる子がいます。あるいは入塾しなくても、相談があります。

そのときにするのが例えば社会であれば、

「どこが苦手なのですか?」

という質問です。そうすると

「社会が全体的に苦手なのです」

という風な返事が返ってきたときはなかなか逆転することは難しいです。ですが、

「歴史が苦手なんです」

とか

歴史の戦争のところが苦手なんです」

という話になると逆転できる可能性があります。

というのは自分自身の問題点がわかっているからです。そういう子は例えば夏休みには地理が終わっていたのとか公民は終わっていたとかが、ちゃんと詰めてやってきています。

だから直前になって苦手なところが絞られてそれを解決するだけで合格点になるわけです。

まずは1つ1つ潰していきましょう

受験に関してはある日突然、成績が上がることはありません。毎日1つ1つ課題を潰していくことで先に結果が見えてくるわけです。

例えば、国語の場合でしたら、漢字の読み書きの問題集1冊を1回1回しっかりとやっていきます。

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