夏期講習で成績が上がらない理由


夏期講習で勉強していると大変な結果になることもあります。

夏期講習で成績が上がらない

 どんな結果になったのかというと
「夏期講習を長時間やったのに成績が上がらなかった」
というものです。大手の夏期講習に参加して、
「10万円も払ったのに・・・」
「20万円もしたのよ」
と嘆くお母さんを何人も見てきました。
「長時間やったのに結果が出なかった」
といことほど怖いものはないですね。というのは
「努力が報われない」
とどうしても子どものやる気がそがれるからです。通常は
「問題数をこなせば何とかなる」
「練習不足のために成績が伸びない」
と考えるのが普通です。だから
「長時間やれば解く問題数が増える。だから成績も上がる」
と考えるのです。ですが、中には
「問題数をこなしても点数が上がらない」
という子もいます。その原因はどこにあるのかというと
「なぜを考えない」
ということがあります。
「なぜそうなったのか?」
を考えずに解くのです。

国語で成績が上がらない

例えば、国語でも解いた後に
「なぜそうなったのか?」
と問うと
「わからない」
という答えになります。もちろん
「解いたけれど考え方が間違っていた」
のでなく
「単純に覚えたり、解いたりするだけで理由まで考えていない」
のです。だから、量をこなすと何となくわかる問題はありますが、少し問題がひねられたものだと解けないのです。

総合問題が解けない

だから、例えばテストでも
「単純に暗記する」
ということころはこ点数が取れていますが
「総合問題」「複合問題」
となると点数が取れなくなるのです。じゃどうするのかというと
「理由を必ずつけて答えさせる」
のです。
「なぜ、そうなったのか?」
理由をつけさせると子どもは
「考えるようになる」
のです。簡単にいうと
「推理小説で犯人はわかった。それで説明する」
そんな感じです。そして、
「説明させるのです」
長時間やっていると
「浅い勉強」
に走りがちです。
 ぜひとも夏休みは
「なぜそうなかったのか?」
考える夏休みの勉強にしてくださいね。
私のところでも国語を担当してもらっている森下先生の動画です。間違いなくおススメです。

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