結果を出すという勉強法


「結果を出す話」をしますね。

ある研修での話

 以前、経営コンサルタント主催の「時間管理プログラム」に参加しました。それまで私は

「時間管理プログラム」
関係は何度か本を読んだり、研修に参加していたりしたので
「どんな新しいことなのか?」
とワクワクしていました。
 確か「5万」近く支払ったように思います。そして、参加してみた結果
「あれ、これ知っている」
「これも知っている」
「何だ知っていることばかり」
とすべて勉強したことばかりでした。正直に言うとそれで「がっかり」としていました。
 というのはそのコンサルタントは
「成果を出すことで有名」
だったからです。
 ですが、そのコンサルタントの方が講義の中でこんな話をされていました。
「私の話を聞いて多分知っている話も多いと思います。また、がっかりしている方もいるかも知れません。
 ですが、私が指導していて一番大切なのは、『知っていること』ではなく『やっていること』です。ぜひ、学んだことを実行してください。
 ほとんどの経営者の方が結果を出していないのがやっていないだけなんです。ぜひ、やる経営者になってくださいね。」
ということでした。
 本当にその人の話はシンプルで聞いた話ばかりでしたが、
「徹底してやること」
を何度も何度も言われていました。

勉強の場合は何を徹底する?

 さて、本格的に夏休みです。この夏休は「徹底してする夏休み」です。
「もう勉強方法を勉強する」
のは辞めて、まずは決めたことを徹底してください。いろいろな情報を知るのではなく、
「徹底して今あるものをやってください」
例えば、本当につまらないことでもいいです。
「毎日朝7時に起きる」
「習ったところの音読を毎日15分する」
「計算ドリルを1日15分する」
といったことでもいいです。
 この夏休みは
「やった夏休みにしましょう」
例えば、国語が苦手という小学生は
「市販の公文式問題集」
をやってみてください。すごく簡単で本人からすると
「バカバカしい」
と思うかも知れません。ですが、それをすると
「国語に対する苦手意識」
がなくなるかも知れません。(実践済み。結果も出しています)
数学や算数だと
「習った範囲をテストする」
でもいいです。昨年夏期講習に参加して生徒は
「習った範囲のチェックテストをする」
という目標を立てて、毎日毎日
「チェックテスト」→「直し」→「チェックテスト」
を繰り返して
「偏差値10以上アップ」
しているのです。(ある生徒は学年1位です)
「シンプルだけど徹底してやる」
夏休みにしてください。

受験で後悔する話

実は受験前に後悔するのは
「誰にでもできるけれど、続けないと結果が出ないこと」
です。よくなあるのが
「計算ミスがなければ」
「単語をもっと覚えておければ」
「読解問題ができれば」
というものです。これは本当に基礎的なことを続けていければ解決できることです。
ぜひ、継続して身に着けていってくださいね。
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