夏はヘアカラーの色が明るくなりやすいのはナゼ??

夏はヘアカラーの色が明るくなりやすいのはナゼですか?
 最近、毛先の色がどんどん明るくなっているような気がする…
と、お客様からご相談いただくことがあります。



ヘアカラーの色が明るくなる原因は、「髪の乾燥」です。

5月、6月、日差しの強さは夏のようにお肌にツラく感じませんが、紫外線は結構強い時期です。
ついつい日傘や帽子をかぶらずにお出かけしてしまいますよね。
気持ちがいいし♪
また、湿度が高くなってくるので、室内でエアコンの使用も増えてくる時期です。
今頃から夏にかけて、髪は紫外線やエアコンの影響で乾燥しがちです。
特に毛先…。

髪が乾燥している、ということは、ツヤのある髪と比べると、髪の内部の栄養が少ない状態、そして、キューティクルも整っていない状態になっています。
見た目だけでは分からない、髪の内部は、上記のような環境です。
だから、ヘアカラーの色がキレイに保ちづらくなっています。

では、どのようにしていくと、染めたときと変わらずの色を保ち続けることができるのか・・・。

アルカリカラー剤(一般的に白髪染め、オシャレ染め、ブリーチと呼ばれるカラー剤)は、髪の内部の栄養を使って発色するため、栄養が少なくなっていると、キレイに発色しなかったり、元々施術した色よりもだんだんと明るくなってきたりします。
これから暑くなってくる時に、髪を染めても明るくなる方が多いので、かみゅでは、いつもよりも気持ち暗めに染めさせてもらいます。
(お客様としっかりカウンセリングの上、そのようにすることがあります)

そして、ヘアカラー剤の発色をキレイに保つためには、髪の内部の栄養が少なくなっているので、栄養補給が必要になります。
そのために、ご自宅でのホームケアのアドバイスとサロンメニュー「ヘッドエステ」を施術していきます。
ヘアカラーと同じ日にされる方もおられますし、同時にできない時は、近いうちに施術させていただいています。

アルカリカラーは化学合成された薬剤なので、カラダや髪にとってはプラスになるものではありません。
白髪染めになると、頭皮や根元に近いところにカラー剤を塗布しますし、明るい色になるカラー剤は髪の色素を抜くブリーチ剤も含まれているので、優しくはありません。
そして、ツーンとした香りを緩和するために香料が添加されていたり、髪にツヤを出す目的でシリコン系のコーティング剤が添加されていることもあります。
様々な薬剤が配合されていて、頭皮や髪にくっつくので、ヘアカラーの後のシャンプーだけでは取り切れない基材もあるので、それらを除去するためにも、「ヘッドエステ」のメニューは有効です。

栄養補給とカラー剤の除去をしっかりしていくと(サロンとご自宅の両方でケア)、繰り返しヘアカラーを続けても、ヘアカラーの色持ちやツヤやしっかりとした髪のコシを保ち続けることができます。
また、ケアを一緒にしているので染め続けていても、髪が太くなってきたり、ツヤが復活したり、毛先のパサつきが落ち着くように変化していきます。
何歳になっても、髪のハリ・ツヤ・コシを保ち続けるコツをお伝えし続けたいと思っております。

(ヘッドエステメニューはこちらでご案内しております
→https://ticket.tsuku2.jp/events-detail/30221041262460)

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