イライラしない方法はまずはこれ
子どもの姿を見ているとイライラするお母さんやお父さんは多いですね。私もできるだけ言わないようにしていましたが、それでもイライラしていました。
息子のときも娘のときも。特に塾をしていると
「これだけやればこれだけの結果になる」
というのは十分すぎるほどわかっているので、本当にイライラします。特に
「お金をかけているときには」
です。そんなときにやることは
「明確化」
です。すべて明確化をしていくとそのイライラはかなり解消されます。
別の言い方をすると
「情報の共有化」
ですね。例えば、
「塾にかかったお金」
も子どもと共有すればいいのです。自分の家計を見せて、どれだけ大変かと。
私の家がそうでした。
私は学校を卒業したときに母からレシートと一緒に
「おまえが大学に通ったときに金額はこれだけ」
と説明を受けました。レシートも持ってきていましたので本当にかかった金額です。
同じ方法で私も子ども家計の中身を話をしました。
勉強でも共有化
また勉強に関しても
「志望校との偏差値の開きが5」
と言っても
「たった5」
と子どもは思うかも知れません。それを
「偏差値5上げるには月に60時間は必要」
とすれば身が引き締まるかも知れませんね。60時間というのは
「1日2時間余分に勉強する」
ということです。そういう風に
「情報を共有化する」
と基本的には
「同じ行動に向かう」
のです。
息子も同じ行動をしました。
例えば、子どもに家計簿を見せて自分の家の収支が大変だとわかると
「子どもなりに考えた答え」
を持ってきます。もちろん、子どもによっても違いますが、目的は一緒です。私の子どものときは
「予備校の授業をできるだけ減らす」
ということをしてくれました。自分の出来ることは自分でやって、どうしても取りたい授業を取るという方法です。
私のところもそうすることによって予備校の費用は減りました。子どもも自分で勉強するようになりました。
授業をたくさんとると成績が上がるわけでない
実際授業というのはたくさん取ったからと言って成績が上がるわけではないです。
特に、一斉授業や映像授業では
「予習」→「授業」→「復習」
というのをセットにして考える必要があるのです。それをセットにして考えないで
「授業」「授業」「授業」
と受けて意味がないのです。英語だったら、実際に問題を自分で解いてみるとか、知らない単語は調べてみるとか。
学んだら解き直してみるとかです。そういうことをやって初めて実力がつくのです。
もちろん、塾によっては「演習だけ」というのもあるかも知れません。ですが、基本は
「受ける」
といものではなく
「身につけるためにやる」
のが原則なのです。ですが、実際についつい塾に言われてたくさん取ってしまうのです。
早く言うと「冷静さ」を欠いているんですね。そのときこそ「情報を共有」してみんなで冷静に判断する必要があります。