コピー機は叩いても直らない

以前に書いた内容ですが、今てぜも同じです。

今の子どもはあなたが作っている

子どもを指導していると
「積極的でなくて」
「自分からやらなくて」
という声を聴きます。
「××さんの子は自分から何でもやって偉いね」
という人もいます。ですが、
「子どもとの接し方に原因がある」
場合もあるのです。その話を。

コピーは叩いても直らない。

ある工場で、コピー機の調子が悪くよく止まったりするのです。
そのたびに従業員が機械を「バンバン」叩いていました。すると、コピー機が再び動き出すのです。
また、しばらくすると、コピー機が止まる。すると、また「バンバン」叩く。
これを何度も繰り返していたそうです。そして、何度もこの繰り返しをしていると、結局、このコピー機は壊れて動かなくなったのです。
この話は、ある経営者の方が
「社員教育」
ということでお話を聞かせてもらった内容です。
「『従業員が自主的にやらない』と嘆く経営者がいます。でも、僕はそれは経営者に問題があると思うんです。
従業員が新しいことをして、失敗すると叱る。叱るだけでほめない。また、具体的に失敗してどこが悪かったかアドバイスをしない。
これでは、結局従業員のやる気をそぎます。そして、従業員はこれを何度もすると、結局何もやらなくなります。
先程のコピー機の話と一緒です。機械を叩いても機械は直りません。
人も、失敗したことを怒るだけでは、結局は何もしなくなります」

子どもを非難してもよくならない

これは、実は子どもも一緒です。私は家庭教師をやっていたときに文章題の嫌いな子どもからこんなことを聞きました。
「なんで、文章題嫌いなの。」
「だって小学校低学年の頃おやじに教えてもらったけれど、よく怒られた。それから、嫌いになった」
と。勉強を教えるのはいいですが、勉強ができなくて怒るのは、結局は、コピー機が壊れたの同じく、
「勉強をやらない子ども」
をつくるだけです。会社でも、成長している会社は、従業員のやる気を引き出せる工夫がされています。
まずは、失敗を嘆くことよりも、認めるところは認めましょう。
「でもそればかりでは子どもが助長する。」
そうですね。それでは、コツを書きますね。それは、
「5つ認めて、1つ叱る」
です。お子さんのよいところをほめて、
「ここだけは改善して欲しい。」
というところをまずは、1つ徹底して注意することです。それが改善されれば、次の改善点です。

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