テストで自立する子を育てる方法

「テストで子どもを育てる方法」
についてです。
テスト前に命令しない
中学生はいよいよ中間テストですね。中学受験でもテストは毎回行われます。そうなると
「早く勉強させないと」
と思ってしまいますよ。例えば、中学生なら中間テストが近いので勉強させるとき
「ワークをしなさい」
「学校のプリントをしなさい」
と言うことはできますよ。ですが、
「ちょっと待ってください」
実は
「お母さんやお父さんの今の一言一言が子どもの未来を作っているんです」
今やっていることすべてが
「子どもが自立するのか、依存心の強い子になっていくのか」
を決めているのです。
「えっどういうこと?」
と思われたかも知れません。それは
「今回の問いかけが子どもの将来につながっている」
のです。というのは、親が良かれと思っている
「××しなさい」
と言うこと結局は
「自分で考えない子」
を作っているのです。それよりは
「一番何をすれば結果が出るのか」
を考えさせるのです。

学ぶ中身だけが勉強ではない

というのは、仕事をするときも
「どうやったら最短で成果を上げるのか?」
といった考えることが多いからです。また、これからはそう言った
「考える人が必要とされる」
のです。勉強をするというのは何も
「中身の勉強だけ」
ではありません。
「勉強の方法」
「時間のやりくりの仕方」
「部活と勉強の両立」
なども勉強をしてきます。今回の中間テストでも

「ワークをしなさい」

ではなく

「中間テストでどうやったら一番結果が出るのか?」

と質問するのです。これが
「社会に出ての練習になる」
のです。例えばこれは仕事になっても同じです。
子どもが営業職についたら
「どうやったら営業成績を伸ばせるのか」
になりますし、工場だったら
「どうやったらロスを減らせるの?」
経理だったら
「どうやったら効率的に仕事が片付くのか?」
ができます。社会でも使う頭をこうやって
「学校でも練習していく」
のです。定期テストで
「自分なりに工夫する」
癖をつけさせるのです。中学生でもし3学期制だと学校では
「9回」
練習することができます。高校入試を含めると
「10回」
勉強で成果を出すために考える練習ができます。こんな風に書くと
「そんなこと言ってもうちの子はしない」
という気持ちもわかります。普通はそういったことは考えないからです。
また、子どもに特徴的なのは
「口では言うが実行しない」
のです。私のところでもそうでした。
「さあ、今日からテスト勉強しよう」
と言って勉強部屋に行ったと思ったら
「電気をつけっ放しで寝ている」
ことも多かったからです。
ですが、早い「結果」を期待せずに聞き続けるのです。
「どうやったら成績が良くなるのか?」
「中間テストで良い点数がとれるのか?」
と。というのは
「人は質問されると考えるから」
です。これは
「社会でも同じ」
です。実際にそういうことは会社でもあるのです。例えば、部下に仕事を任せたら満足にできなかった。
それなら「もういい」と言って自分でやってしまう。確かに自分がやった方が早くて正確です。
目先の仕事は片付くけれど、結局は永遠にその仕事を自分でやらないといけなくなってしまうのです。
ですが、辛抱強くがまんして続けていくと部下は自分でできるようになって自立して、自分も楽になるのです。
子どもも同じで毎回毎回それを続けていくと子どもは
「考える子ども」
になっていくのです。そういう子どもに勉強以外のことを相談すると、すごく良いアドバイスをもらえます。
例えば、「職場の人間関係」でも相談してみると子どもはドンドン「大人」のようなことアドバイスをくれます。
ぜひとも今回の中間テストを
「子どもが考えチャンス」
ととらえてくださいね。


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