究極の勉強法。子どもが一生使える勉強法。ザ・ゴール

さて、今はたまっていた本を読んでいます。

「ザ・ゴール」から学ぶ

今回は有名な
「ザ・ゴール― 企業の究極の目的とは何か」
です。これはどんな本かというと
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機械メーカーの工場長である主人公のアレックス・ロゴを中心に繰り広げられる工場の業務改善プロセスを主題にした小説。
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 これは一見すると
「塾や教育に全く関係ない」
ようにありますが、実は
「現場で使える勉強とは何か?」
を考えたとき非常に参考になります。
「子どもが一生使える唯一の勉強」
です。
例えば、以下はその中の作者の最後に書かれた言葉です。

「学ぶことの最大の障害は答えを教えることではないか?  それは、自分で答えを見つける機会を永久に奪ってしまうからである。

自分で論理的に考えて、答えを見つけ出すのが、人が学ぶための唯一の方法だと私は信じている。

人は考えるようになるためには、命令形の「!」マークよりも、疑問形の「?」マークの方がはるかにいい」 (エリヤフ・コールドラット) 

「目先の結果を求めるのか?」

それとも
「子どもの将来の成長を目指すのか?」
を考えたときにどちらを選ぶかです。これは企業でも同じです。
目先の結果を優先させると
「だまってい言うことを聞いておけ」
とすると効率がいいです。中小企業であるワンマン社長はこういうタイプが多く、企業の成長ははやいです。
ですが、社長が50代、60代となって体力的に衰えてくると会社の成長は止まります。
そして、社長の口からはこんな嘆き節が聞かれます。
「うちの従業員は考えない。幹部が育っていない」
と。実は
「考えさせないやり方」
がそういった状態を作っているのです。これは
「子育て」
でも同じで「教育」でもそうです。塾でもそうですが、
「問題の解き方」
「勉強の方法」
などは何年もやっていると
「いかに効率的にやるか」
はよく知っています。ですが、
「何でも教えることが知恵を奪っている」
ことにもなるのです。

どんな辞書がいいですか?に対する答え

具体的に言うと
「どんな辞書がいいですか?」
という質問を受けます。
「××という辞書です」
というのも一つの答えです。また、これはどうでしょうか?
「お子さんを連れて本屋に行ってみて手に取って自分で選ばせてください」
と。そうすると
「自分で考えて選び」
ます。その中で
「なぜその辞書を選んだのか?」
その理由を聞いてみてください。
「デザインがいいから」
という理由だけで選んだのかも知れません。それでは失敗するかも知れません。ですが、
「こういうデザインだけで選ぶとダメなのか・・」
と1つ知恵がつくのです。そうやって
「1つ1つ考えさせる」
と社会になって
「使える勉強」
になるのです。お子さんのやっている勉強は
「将来使える勉強ですか?」


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