意志の弱いあなたへ

以前に書いた内容ですが今でも使えます。

継続が途絶えました。

昨日文章を書いている途中で寝てしまいました。やはり、朝からの草刈りは疲れますね。
これで文章を書く連続記録はリセットされました。まあ、あまり気にしていませんが、その話を。

意志の弱い学生時代

実は私は30年くらい
「自分は意志は弱い。自分はダメだ」
とずっと思っていました。たとえば、
「継続できない」
「決めたことができない」
と。学生のときは、次の日の予習をしようと思って、
「朝起きてやろう」
と思って起きたら、
「学校へ行く時間だった」
とか。逆に
「勉強してから寝よう」
と思って勉強していたら、いつの間にか寝てしまっていて、起きたら学校に行く時間になっていたとか。

意志の弱い社会人時代

また、社会人になったとき、上司から
「朝起きて毎日1時間勉強ができたら3年で課長になれる。保証する」
と言われて、毎日朝起きて勉強しようと思ったら、起きたら会社に行く時間だったとか。
独立してから、生徒を集めるために
「毎日ブログを更新する」
と思ってもついついできなかったとか。そのたびに
「はぁ~。自分は意志が弱い。ダメだな」
と。そもそも続けられない。だから、思ったような結果が出ない。そんな状態が続いていました。
「意志の力で何とか続けよう」
と。実はそもそも

「意志の力で何とかしよう」

ということが間違っていたのです。

意志の力は「おちょこ1杯分」

実はこの話は10万円近くする研修で学んだのですが、
「意志の力」
と考えるのではなく、
「意志の量」
ととらえるのです。
「1日に使える意志の量」
ととらえると違った考え方をします。そして、
「1日に使える意志の量はおちょこ1杯分」
なんだそうです。そうするとどうするのか?

「意志の力をどう使うのか考えるようになる」
のです。意志の力はもともと少ないものです。そうわかればできるだけ使わないで
「これだ」
というときに使いたいですよね。私が今まで意志の力を使っているときは
「意志の力がないとき。さらに意志の力がかなり必要なとき」
に使おうとしていたから、使えなかったのです。例えば、勉強。
 「睡眠不足。部活でクタクタ。帰って炭水化物一杯の夕食を食べて勉強」
たしかにこれば眠くなります。これで
「起きよう。勉強しよう」
と思っていてやったができなかった。そして、
「意志の力が弱い」
と言っても、意志の力で何とかなるものではないのです。これは「意志の力」ではなく
「計画の間違い」
「環境の問題」
なのです。たとえば、当時は
「部活、空手、勉強」
と3つをやっていました。勉強時間を確保するためにやったことは
「睡眠時間を削ること」
です。当然眠い。今はよく寝るようにしていますが、当時は
「睡眠時間5-6時間」
でした。5時間はきつくて、6時間なら何かと。今ならそんなことはしません。なぜなら、睡眠時間を削ると頭がぽっーとして起きている時間を有効に使えないから。
だから、自分の子どもには
「最低でも睡眠時間は7時間確保するように」
と伝えていました。それでそれを確保できる計画を立てるのです。
そうすると、それ以外の時間で
「やらなくていいこと」
「削れること」
を削っていくのです。また、食べ物にも気をつけます。ご飯のような炭水化物は食べるとお腹にの残って眠くなります。
だから、夜はご飯を控えればいいのです。大人でもご飯を食べたら眠くなります。
環境が「眠くなる状況」を作っているので、それをなくせばいいだけだったのです。
これで「意志の力でがんばる」というのは減らせます。
そうすると
「意志の力を使わなくてもできる」
のです。
「1日の意志の力はおちょこ1杯分」
そう考えるとあなたはどのように使いますか?

有名人も知っている意志の力

参考までにいうと、有名人ではアップルの共同創業者であるスティーブ・ジョブズは生前、黒のタートルネックにジーンズ、足下はスニーカーというスタイルを貫いていました。
また、一般相対性理論で有名なアインシュタインは、毎朝何を着るかを決めるのは時間のムダだと考えていました。
だから、同じスーツの別モデルを複数購入していたと言われています。さらに靴下を履かない、髪はボサボサというスタイルでもあったのです。
さらに、元米オバマ大統領は、ほぼ毎日同じスーツを着ることで知られています。その理由を、彼は以下のように話しています。
「私は常にグレーか青色のスーツを着用している。こうすることで私が下さなければならない決断の数が減るんだ。
何を食べるか、何を着るか決める余裕はないし、他に決断しなくてはならないことが山のようにあるからね」
と。最後にFacebookのCEO、マーク・ザッカーバーグは日々お決まりのグレーのTシャツや、黒のパーカー、ジーンズを身にまとっています。
最後にザッカーバーグは、Facebookの公開Q&Aセッションにて投げかけられた
「なぜあなたは毎日同じシャツを着るのか?」
という質問に対し、こんな返答します。
「僕は社会への貢献に関係しない決断はできるだけ下さないようにしている。
実はこれは多くの心理学的な理論にもとづいていることで、何を食べるか、何を着るかなどのたとえ小さな決断でも、繰り返し行っているとエネルギーを消費してしまうんだ。
日々の生活の小さな物事にエネルギーを注いでしまうと、僕は自分の仕事をしていないように感じてしまう。
最高のサービスを提供して、10億人以上もの人々を繋げることこそ、僕のすべきことなんだ。
ちょっとおかしく聞こえるかもしれないけど、それがぼくの理由だよ」
と。ここまででなくても、決断するというのは「意志の力」を伴います。成功している人はこれを知っていたんですね。
だから、
「自分の意志の力」
を大切に使っていたのです。私の場合、重要なことはすべて朝起きてすべてやってしまいます。
文章を書くのも朝に書きます。原稿を書いておいてあとで編集するのです。そうやって「意志の力」を丁寧に扱っています。
さて、今日あなたは
「意志の力」
を何に使いますか?

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