丹波市 家を引き立て明るくナチュラルなファサードにリフォーム



丹波市・M様邸の外構リフォーム工事をご紹介します。
施工前、道路間口から家までが広くフラットな砂利敷の駐車場となっており、車の出入りのたびに砂利が道路に出てしまうため、何とかしたいとのご相談でした。また、駐車スペースの舗装には土間コンクリート以外のものをご希望でした。


駐車スペースは既存の砂利をすべて撤去して整地し、駐車スペースをインターロッキングブロックで新たに舗装しています。
アプローチは間口から玄関へ向かってカーブを描かせ、駐車場とフラットになるように舗装。
乱形石張りと組み合わせることで、土間コンクリートを極力使わず車が乗れるしっかりとした舗装面をつくりました。



駐車場に使用したインターロッキングブロックは、TOYO工業「ハイブリックスS・春夏秋冬」の紅葉と「ハイブリックス4」の赤とブラウンのミックスです。美しい色調とレンガのような質感で、ナチュラルな印象の駐車スペースになりました。
アプローチは駐車場の雰囲気に合わせて明るいオレンジ系の乱形石をポイント的に使い、黒のピンコロ石で縁取りキリリと引き締めました。



距離の長いアプローチに緩やかな曲線を描かせることで見通しのよいスペースに変化をつけ、より広く、奥行きある空間に感じさせています。

広い玄関ポーチ横の外壁前に「プリウスブロック・サハラウォール」を使ったスクエア形の花壇を設け、シンボルツリーのヤマボウシを植えています。
サハラウォールは笠置を利用し、土留めを兼ねて縁取りました。
色は落ち着いたアースカラーのサンドダークをチョイス。コンクリートの製品ですが、成型された自然石のようなナチュラルな印象を与えてくれます。


敷地奥には菜園スペースがあるため、作業スペースが欲しいとのご希望から300角のタイルとインターロッキングブロックでフラットな舗装面を作りました。
タイルとインターロッキングはともに少し部材を変えて変化をつけ、単調なイメージにならないようにしています。

庭は耐陰性が強いソヨゴをメインツリーとし、花壇は玄関前と同様にサハラウォールで縁取りました。
周囲は防草シートと化粧砂利でカバーし、お庭のメンテナンスもできるだけ楽にしています。



作業スペースに使用した300角の平板は東洋工業「ファンダペイブ」。
モダンでナチュラルな色調のファンダペイブは、現代の住宅にマッチするコンクリート製の平板です。
表面に陰影をつくるスリットタイプのファンダグレーと組み合わせ、高級感のあるテラススペースに。
ファンダペイブのテラスには3箇所に窓を開けて土を入れ、オタフクナンテンとマホニアコンフューサを植えて植栽で景観を繋ぎました。



仕上げの植栽はシャクナゲやコデマリなどの灌木に加え、ヘリクリサム、エレモフィラ、ニベア、ディコンドラなどの下草や地被を使い、自然な印象にまとめています。

完成後、Mさまからは「外構全体が明るくなったことで、家が引き立ち、より良く見えるようになった。道路に砂利が出ることもなくなり、菜園近くに作業スペースもできて、嬉しいです」とおっしゃっていただきました。

大切な木を移植&窓からの眺めにこだわって、お庭をリ・ガーデン。 一覧 織田神社の枝垂れ梅の植栽工事🌿