字が汚い子は損をする?解読不能な答案で大量失点する悲劇9


こんにちは。 学習ジム・コーチの堀です。

 連載ストーリーの第9話をお届けします。

今回のテーマは「字の汚さ」。

「男子だから仕方ない」 で済ませていませんか?

字は、頭の中の状態を映す鏡です。 汚い字は、思考が散らかっている証拠。 そして、入試では命取りになります。


第9話:解読不能の暗号文

【小説パート】

「えっ、これバツなの!?」

テスト返却の日。 陸が素っ頓狂な声を上げた。 漢字の書き取り問題だ。

『専門』と書いたはずが、 大きな赤いバツがついている。

「合ってるじゃん! ほら、ここに点があるし! ちゃんと書いたのに!」

陸は先生に食い下がっているが、 先生は冷静に首を横に振る。

「陸くん、これは『点』に見えないよ。 ただの汚れか、ゴミに見える。 採点官が読めなければ、それは間違いなんだ」

麻衣も横から答案を覗き込んだ。 ……確かに酷い。 ミミズがのたうち回ったような文字。 線がつながっていたり、突き出ていたり。 トメ・ハネなんてあったものではない。

記述問題の欄もそうだ。 内容は合っている(らしい)のだが、 字が雑すぎて、読む気が失せる。 まるで暗号文だ。

「俺はわかってるのに! ちゃんと答えは合ってるのに! 字が汚いだけで減点とか、理不尽だ! 国語は書道じゃないだろ!」

陸は納得がいかない様子で、 答案用紙をくしゃくしゃに丸めようとする。

「陸、やめなさい!」

麻衣は陸の手を掴んだ。

「あのね、字はね、 『相手への思いやり』なのよ。 『私の答えを読んでください』 『お願いします』っていう気持ちが これっぽっちも見えないわ」

「読める人が読めばいいじゃん。 採点するのが仕事でしょ」

この傲慢さ。 これが国語の成績に直結している。

字を丁寧に書くということは、 物事を丁寧に扱うということ。 雑な字を書く子は、 文章の読み方も、条件の拾い方も、 すべてが雑なのだ。

「読めない字は、ゴミと同じ」 この厳しい現実を、 どう伝えればいいのだろう。 この子の「雑な性格」を直さない限り、 合格の二文字は書けない気がする。


【解説】字は「思考の鏡」です

「字が汚くても、頭が良ければいい」 それは大きな間違いです。

字が乱れている子は、 頭の中の整理整頓もできていません。 だから、ケアレスミスや 読み落としが頻発します。

美文字である必要はありません。 『他人が読める字』を書く意識。 これを持つだけで、 不思議とミスの数は減っていきます。

当塾では、記述の指導において 「丁寧さ」も徹底的にチェックします。 相手に伝える意識こそが、 国語力の原点だからです。


【無料相談】雑な性格も直りますか?

「字が汚い、部屋が汚い、読み方が雑」 これらは全て繋がっています。

「論理」という整理整頓術を学べば、 字も、思考も、行動も変わります。

お子様の「雑さ」に悩むお母様、 一度ご相談ください。

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