『型にはまらない子』が輝く場所の見つけ方【発達障害】


今日は、私の恥ずかしい告白をします。

実は私には、塾講師として致命的な欠点があります。

本当の致命的欠点です。

それは、「生徒がたくさん来るとストレスになる」というものです。


塾講師なのに、生徒が来るとストレス?

信じられないかもしれませんが、本当です。

実際にリアルの塾でやっていたとき、20名くらいしか生徒が集まりませんでした。

「家族が最低限の生活をするには30名は必要」なのに、生徒は最大20名です。

当時は「一生懸命に生徒を集めよう」と頑張っていました。

でも、実は心の中では「生徒がたくさん来ないで」と思っていたのです。

それは「たくさん来るとストレスになるから」です。


自分の心の中にブレーキがあった

当時は気づきませんでしたが、自分でも一生懸命にやっているのに集まらないのは「自分自身の心の中にブレーキがあったから」でした。

それではどうやっていても塾を継続することはできなかったのです。

「生活するには30名以上が必要」

「たくさんいると指導が嫌」

と思っているので、集まるわけはないのです。


通常そのままだったら、塾を廃業していた

通常そのままの形でやっていたら、多分今頃は「塾を廃業」していたと思います。

ですが、私が選んだのは「教室を持たない学習塾」という新しい形態でした。

20年前には考えられない塾の形態です。

当時、塾といえば「教室に通って指導してもらう」だったのが、自宅で勉強して指導してもらうわけですから。

もちろん、生徒を集めるのもすべてインターネットです。


そして、生徒が3倍以上に増えた

ですが、今度は違います。

インターネットで集客して「FAX指導」「Web指導」なので、お互いは知らないので、通常の塾のようにうるさくなることはありません。

そうやって、ドンドン生徒が集まるようになったのです。

20名→70名以上

生徒数が3倍以上に増えました。


なぜこんな話をしたのか?

なぜこんな恥ずかしい話をしたのか?

それは、「型にはまらない子」の話をしたかったからです。

実は私も「発達障害」を抱えた生徒をかなりの数、指導してきました。

そういった子は、学校の勉強でもそうですが、周りに理解してもらえないと大変です。


今の社会は「型にはめよう」とする

というのは、今の社会は丸いコップであれば、みんな「同じような型にハメよう」とします。

ですが、そういった「型にはまらない子」にとっては大変生きにくい社会です。

私自身も「塾講師」という型にはまらなかったんです。

「生徒がたくさん来るとストレス」という、塾講師としては致命的な欠点を持っていました。

でも、「教室を持たない学習塾」という新しい形態を見つけたことで、成功できたんです。


もしかして、あなたのお子さんもこんな悩みを抱えていませんか?

  • 学校の授業についていけない
  • 友達とうまくコミュニケーションが取れない
  • 集団行動が苦手
  • 興味のあることにはとことん集中するが、興味のないことは全くやらない
  • 「発達障害」と診断されて、将来が不安

実は、そういった子こそ、「得意なところで勝負」すれば輝けるんです。


可能性の芽を摘まない

これは「発達障害」だけではないですが、子どもの可能性については「親が芽を摘まない」ようにしないといけませんね。

というのは、「親が子どもを諦める」というのは、実は「アイデアがないから」だからです。

実際にその可能性が見えていないからです。

通常の学校では適応できなくても、子どもの可能性を信じて模索していくことです。


できないわが子をいつも見ていると...

できないわが子をいつも見ていると、「そんなこといっても...」と思われるかも知れません。

ですが、その子もやり方1つで変わることは可能性があるのです。

というのは、私がそれを感じています。

私も「塾講師としては致命的な欠点」を持っていましたが、やり方を変えたことで成功できました。


成功事例:不登校だった子が、今は自動車の仕事で生き生きと

私が指導した生徒の中に、学校ではなじめなくて不登校だった子がいました。

でも、今は興味のあった自動車の仕事をして、生き生きとしているんです。

学校では「型にはまらない子」として苦労していました。

でも、自分の興味のある分野を見つけて、そこで勝負したことで、輝けるようになったんです。


ウサギとカメの話

よくウサギとカメの話をしますが、カメはウサギと陸上で競争して、ウサギの油断で勝ちました。

でも、通常はとてもではないですが勝てません。

ですが、「」で競争したら余裕で勝てたはずです。

だから「子どもの才能を見つけてそこで勝負をさせるように考える」のです。


私の場合は「文章」と「スピーチ」

私の場合は、文章だったり、スピーチだったりしました。

そうやって「得意のところだけで勝負」するのです。

そうやっていくと、「発達障害」を抱えた子どもでも、社会で活躍できることがあります。

いえ、逆に他の子と違ったものがあるので、そういった子がいる多様性を受け入れられる社会でないと、日本も世界と戦っていけないような気がします。


ビフォーアフター:型にはめようとする vs 得意なところで勝負

型にはめようとする 得意なところで勝負
学校の授業についていけない 興味のある分野で輝く
集団行動が苦手で苦労する 1人でできる仕事で成功する
「できない子」というレッテル 「得意な子」として認められる
結果:不登校、引きこもり 結果:生き生きと仕事をする

今日からできる3つのこと

1. 子どもの興味を観察する

子どもが何に興味を持っているか、何をしているときが一番楽しそうか、観察してください。

2. 「できないこと」ではなく「できること」に注目する

「学校の勉強ができない」ではなく、「○○が得意」という視点で見てください。

3. 「型にはめよう」とするのをやめる

「みんなと同じようにできないとダメ」という考えをやめて、「この子らしい道はないか?」と考えてください。


FAQ:よくある質問

Q1. 発達障害の診断を受けましたが、将来が不安です。どうすればいいですか?

A. まずは子どもの興味や得意なことを観察してください。「型にはまらない子」は、型にはめようとするから苦労するだけで、得意なところで勝負すれば輝けます。

Q2. 学校の勉強についていけません。どうすればいいですか?

A. 学校の勉強だけが全てではありません。子どもの興味のある分野を見つけて、そこを伸ばしてあげてください。

Q3. 集団行動が苦手な子は、将来社会でやっていけるのでしょうか?

A. 今は1人でできる仕事もたくさんあります。プログラマー、デザイナー、ライター、YouTuberなど。集団行動が苦手でも、1人でできる仕事で成功している人はたくさんいます。

Q4. 親として、何をしてあげればいいですか?

A. 「可能性の芽を摘まない」ことです。「この子はダメだ」と諦めるのではなく、「この子の得意なことは何だろう?」と模索し続けてください。

Q5. 「教室を持たない学習塾」のような、型にはまらない選択肢はありますか?

A. 今は選択肢がたくさんあります。通信制高校、フリースクール、オンライン学習、個別指導など。子どもに合った選択肢を探してください。

Q6. どのくらいの期間で効果が出ますか?

A. 個人差はありますが、興味のある分野を見つけられれば、すぐに変化が見られます。私が指導した不登校の子も、自動車の仕事を見つけてから生き生きとし始めました。


あなたへのメッセージ

まずは、親として子どもの可能性を信じて観察していくことですね。

私も「塾講師としては致命的な欠点」を持っていましたが、「教室を持たない学習塾」という新しい形態を見つけたことで、生徒数が3倍以上に増えました。

あなたのお子さんも、必ず「得意なところ」があります。

それを見つけて、そこで勝負させてあげてください。

今日から、たった1つでいいので、実践してください。子どもが何をしているときが一番楽しそうか、観察してみてください。

それだけで、あなたのお子さんの未来が変わり始めます。

「型にはまらない子」こそ、これからの時代に必要な人材です。

ぜひとも、子どもの可能性を信じてくださいね。


学習ジム・コーチ 堀

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