2025.10.16
子どものスマホ問題の本質 - 一生続く自己管理の問題
「子どものスマホをどうにかしたい」
こんな悩みを持つ保護者の方は多いと思います。
今回は人気の「スマホ問題」について書きます。
ですが、実はこれは**「一生解決しない問題」であり、「本質的な問題」**と思ってください。
そうすると気分は少し楽になります。
というのは、**「スマホ問題」は結局は「自己管理の問題」**だからです。
なぜスマホ問題は解決しないのか
実際に外に出てみると、スマホをいじっている人をたくさん見ますよね。
電車に乗っている間、ゲームをしている人もいます。
例えば、仕事中なのに、Facebookをやっている人。
また、仕事中に「上司うざい」とツイッターでつぶやいている人もいます。
大人もスマホ中毒
大人でもずっとスマホをいじっています。
たとえば、ファミレスで家族と食事をするときなのに、家族がスマホに夢中とか。
一緒にいるのにバラバラ。
また、旦那さんが家庭の中でスマホでゲームばかりしていて、奥さんの話を聞かなくて夫婦仲が悪くなることもあります。
奥さんがよくFacebookで愚痴っています。
さらに悲惨な例
さらに悲惨なところでは:
「自転車を運転しながらスマホをいじって、人と当たって相手が死亡」
「運転中、ポケモンGoをやっていて交通事故。相手が死亡」
というのがあります。
2人とも大人です。
またスマホと一口に言いますが、結局「SNS」「ゲーム」「サイトの閲覧」「動画」といろいろあります。
そうやって、スマホをいじっているのは子どもだけでなく、大人もなのです。
私も自己管理ができなかった
こんなことを書いている私も、スマホだけでなく、ゲームやインターネットで自己管理が全くできないときがありました。
たとえば、大学受験が終了して、1人暮らしをしていたときは朝までゲーム三昧。
「パワフルプロ野球」をやって1日13時間やり続けたというときもあります。
また、社会人になってもゲームの「ストリートファイター」を朝の6時までやって、仕事は9時から。
ということもありました。
また、YouTubeを見ていたら朝の4時まで見ていて、新聞配達のバイクの音を聞いて、慌てて布団に入る。
なんてこともありました。
実際はこんなものです。
だから、「スマホ問題」は決して「子どもの問題」だけではないのです。
スマホを禁止してもムリ
だから、**「スマホは絶対ダメ」**なんて言って使わせないことは、結局はムリです。
というか、大人になってもこのスマホ問題はつきまとうからです。
そして、子どものころは管理できたものの、大学生になって親元を離れたら、スマホをやっていて、授業に寝坊して留年とか。
また、社会人になってもスマホ依存症になって、仕事中でもスマホをいじっているとなります。
こうなると、**「親の管理」**の問題ではなくなります。
スマホ問題の本質
実は「スマホの問題」というのは、その人の精神年齢の成長度でもあります。
別にスマホを触るなというわけではなく、「触るときは触って、触らないときは触らない」ようにけじめをつけていくのです。
それができないから問題ですよね。
スマホは使い方次第で仕事にもなる
ですが、スマホは使い方によっては大変便利なツールです。
電話というよりは、どちらかというと小さなコンピュータです。
私もスマホからFacebookで他塾の先生とつながっているので、いろいろ情報を得ています。
また、私はそこから実際に収入も得ていますので、完全に仕事で使っています。
多分、インターネットやスマホがなかったら今の生活は成り立ちません。
家族を養うこともできません。
だから、スマホは**「使い方さえ間違わなければ便利な道具」**なのです。
まとめ:スマホ問題の本質を理解する
スマホ問題について理解すべきこと:
スマホ問題の本質:
- 一生解決しない問題
- 子どもだけの問題ではない
- 大人も含めた自己管理の問題
- 精神年齢の成長度の問題
やってはいけないこと:
- スマホを完全に禁止する
- 親が一生管理しようとする
- 子どもだけの問題だと考える
大切なこと:
- けじめをつける習慣を身につける
- 「触るときは触る、触らないときは触らない」
- 使い方を間違わなければ便利な道具
- 自己管理能力を育てる
現実:
- 大学生になっても問題は続く
- 社会人になっても問題は続く
- 親の管理では解決しない
あなたのお子さんのスマホ問題、どう向き合っていますか?
「スマホをやめさせよう」と考えるのではなく、「自己管理できる人に育てよう」と考えてみてください。
それは一生の財産になります。
よくある質問
Q. じゃあ、具体的にどうすればいいんですか? A. 次回の記事で、具体的な対処法についてお話しします。まずは「スマホ問題は自己管理の問題」という本質を理解することが大切です。
Q. 小学生にスマホを持たせるのは早すぎますか? A. 持たせる時期よりも、「自己管理の習慣をどう身につけさせるか」が重要です。早い遅いの問題ではなく、使い方の問題なのです。
Q. 大人の私もスマホ依存かもしれません... A. まさにそこが大切なポイントです。親自身が自己管理できていないのに、子どもに「スマホをやめなさい」と言っても説得力がありません。まずは親から見本を見せることが大切です。