【文章の書き方(全3回)】第1回:読みやすい文章って??

【文章の書き方】

第1回:読みやすい文章って??


「文章を書くのが苦手…泣」

「どう書きはじめればいいの?😵‍💫」


そう思ったこと、ありますよね🥹


作文や小論文、面接での志望理由書など、中学生になると“書く機会”がぐっと増えていきます。


文章は”思いついたことをただ書けばいい”わけではなく、

読み手が「うんうん」とうなずける文章って、ちょっとしたコツがあるんです。


今回からの全3回シリーズでは、そんな「伝わる文章の書き方」を一緒に考えていきます✨


第1回のテーマは、“読みやすい文章”とはどんなものか?

自分の気持ちや考えを相手にちゃんと届けるために、大事なポイントをわかりやすく紹介します🥳✨





読みやすい文章の特徴(短く区切る/主語と述語をはっきり/一文一義)


「読みやすい文章」には、いくつかの共通点があります。

たとえば――


  • 一文が長すぎない

  • 同じ言葉を何度も繰り返さない

  • 話の流れが自然で、読んでいて迷わない

  • 主語と述語がきちんとつながっている


などです。


これらはプロのライターだけでなく、中学生の作文にも当てはまるポイント📝✨


読み手が「スッと内容が入ってくる」文章は、それだけで説得力があり、相手の印象にも残りやすくなります☺️




■一文が長すぎない=短く区切る/一文一義


一つの文はできるだけ短くしましょう。


長すぎると、読み手が途中で混乱してしまうことがあります😵‍💫🌀


「主語と述語」をはっきりさせ、

たとえば「私は」「○○しました」というような「誰が・どうした」が伝わる文を目指しましょう。


↑「誰が・どうした」の文は主語と述語のつながりを意識しやすいので最初の練習としておすすめです!✨



そして、大切なことは一つの文には一つの意味を込めること💡


たとえば「○○は楽しかったし、勉強にもなったし、友だちもできた」という文では、

三つのことが混ざっているので何をメインに伝えたいのかがわかりません😭


一つの文で欲張らず、別の文に分けた方が意味が伝わりやすくなります!


読み手の立場に立って、「伝わるかな?」と考えながら書いてみるといいですね✨




■同じ言葉・難しい言葉は使わない。言い換えてみよう!


ついかっこいい言葉やむずかしい表現を使いたくなること、ありますよね。


しかし、高校受験では”中学生までに習う、中学生らしい言葉で書く”ことがいちばん大事です。


たとえば、

「過酷な状況」は「とても大変なとき」、

「懐疑的に思う」は「うたがってしまう」など、わかりやすい言いかえができます。


日常会話で使う言葉を、少し丁寧に言い直してみることから始めましょう✨


また「これも楽しかった。あれも楽しかった」と同じ表現を繰り返すと少し幼稚な感じがします。


「嬉しかった」「興奮した」など自分の気持ちが盛り上がったことを、別の言葉で表現できないか考えるクセをつけてみましょう。


書いたあとに声に出して読んでみると、「ここ、分かりづらいかも」と気づくこともあります🗣️✨


伝わる文章は、やさしい文章。ていねいに言葉を選ぶことが、読み手への思いやりになりますよ✨




■話の流れを意識する。読点「、」の使い方も大切


「誰が・何を・どうしたか」がわかるように書くと、読みやすさはぐっとアップします。


たとえば「学校で」「先生が」「こんな話をしていた」のように、場面がイメージできるような書き方を意識するとGOOD!👏


そこで大切なのが「、」は“読点(とうてん)”の使い方。文章の中でとても大事な役割をもっています。


上手に使うと、読みやすさがぐんとアップします✨


たとえば、話の区切りや、読み手が息をつくタイミングになる場所に「、」を入れることで、自然なリズムが生まれます。


また、「○○した人と話したい人が集まった」という文では、

「○○した人」と「話したい人」が同じなのか、別なのか、わかりにくくなります🌀


でも「○○した人と、話したい人が集まった」と書けば、「話したい人」が別の人たちだとわかりますよね💡


こんなふうに「、」を入れる場所によって意味が変わることもあります。

文章を書いたら読み直して、「読みやすい場所に読点があるかな?」とチェックしてみるといいですよ✔️




■誰に向けて書くか?「読み手」を意識する力


文章を書くときに大事なのは、「誰に向けて書いているのか?」をはっきりさせることです。


たとえば、友だちに向けて書くのと、先生や知らない大人に向けて書くのでは、使う言葉や説明のしかたが変わってきますよね。


「初めて会う人にも伝わるようにしよう」と読み手のイメージをしっかり持つことで、伝わりやすい文章に近づきます🐾


また、相手が読みながら「なんで?」「どういうこと?」と思いそうなところは、少し詳しく書いてあげると親切です。


読み手の立場に立って書くことができれば、それだけであなたの文章はもっと伝わるものになりますよ✨


最初は「読み手を意識するなんて難しいな…」と思うかもしれないけど大丈夫✨

書けた文章を大人の人に読んでもらって、「ここがもう少し知りたい」ということろを教えてもらいましょう。




まとめ


読みやすい文章には、読みやすい特徴があるんです。

「どうやって書けばいいかわからない…😭」そんなときも、この特徴を意識することで、ぐっと伝わりやすくなります。


「難しい言葉を使うより、伝わる言葉を

「長く書くより、分かりやすく書く


そんな意識が持てたら、文章はもっと伝わりやすくなっていきます。

次回は、文章の構成(書く順番)について、わかりやすく紹介していきますね✨


最後まで読んでくれてありがとうございました♡ではまた・*・:≡( ε:)✨



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