中性脂肪はどんな脂肪かというと体を動かす燃料に当たります。

車でいうとガソリンですね。

体を動かすとエネルギーとして血液中の糖分が使われます。

この糖分が無くなってくると今度は中性脂肪を燃料として使われ出します。

糖質制限というのは、このメカニズムを使ったダイエットになります。

ごはんやおパンなどの糖質を摂ると血液中の糖分が上がります。

この糖分を筋肉内に取り込んで体を動かすためのエネルギー源にします。

余分な糖分は筋肉や肝臓に貯めこまれてエネルギー切れを起こすのを防ぎます。

しかしこの筋肉や肝臓に貯めこむエネルギーも限界があるので、さらなる余剰分は中性脂肪に変換されます。

筋肉や肝臓に貯めこまれたエネルギーはすぐに使えるような便利なものですが、中性脂肪の場合はなかなかエネルギーに変換することができません。

なので中性脂肪を減らすのはなかなか苦労します。

この仕組みを理解して中性脂肪の減らし方を説明します。

中性脂肪の減らし方

血液中や筋肉、肝臓に糖質のエネルギーがため込まれます。

このエネルギーが過剰になると余剰分を脂肪に変換して貯めこみます。

だから

①カロリーを摂り過ぎない

②甘いもの、糖質を摂り過ぎない

③お酒も摂り過ぎない（糖質の少ないものにする）

ことが大切になります。

さらに血液中、筋肉、肝臓のエネルギーを使って余剰分を作らなければ良いわけです。

④運動しましょう。

またこの余剰分のエネルギーがあると悪玉コレステロールが血管内に脂肪を貯めこんでしまいます。

血管内に脂肪を貯めこんでしまうと動脈硬化が起こり、脳梗塞や心筋梗塞などの命を脅かす病気になってしまいます。

これを防ぐのが魚の脂肪です。

⑤青魚を食べる

青魚に含まれる【オメガ３】を食べると

〇中性脂肪が下がる

〇悪玉コレステロールが下がる

〇善玉コレステロールが増える

ということが起こります。

食べ過ぎない、運動するという当たり前の健康に気を付けましょう。

さらにお魚を食べるようにしましょう。

いつまでも幸せに、健康は一番の幸せです。