血液の流れ

血液をしっていますか?

あの赤い奴ですね。

血液にはどんな働きがあるか知っていますか?


ここでは血液の体とのつながりを説明していきます。


栄養

口から入った食物の栄養は小腸で血液に取り込まれます。


血液に取り込まれた栄養は肝臓に向かいます。


この時に心臓からの血液も一緒に肝臓に入っていきます。


肝臓は、栄養を蓄える働きと解毒の働きを行います。


この血液の流れによって肝臓は酸素と栄養を得る。


肝臓に入った血液は肝静脈を通って出て下大静脈に流れ、腹部と下半身から上がってきた血液とともに心臓の右側部分に流れ込む。


ここから肺に流れる循環があり、これを肺循環という。



肺循環

右心房→右心室→肺動脈→肺→肺静脈→左心房(肺循環)


肺循環では、肺動脈の中を静脈血が流れ、肺で二酸化炭素と酸素の交換が行われることにより動脈血となり、肺静脈を通って心臓へ戻る。



体循環


左心室→動脈→細動脈→毛細血管→細静脈→静脈→右心房


心臓から出た血液は、毛細血管で、細胞に栄養と酸素を運びます。


そして二酸化炭素などの不要な物を受け取り、心臓へと戻る。


体循環は、生きるために必要な物を体全体に届けたり、不要な物を回収したりする働きを行っている。


その時に血液中の不要なものや水分は腎臓に運ばれます。



腎臓の働き


血液中の不要な物や余分な水分は、腎臓に運ばれます。


そして腎臓で取り除かれ尿として排泄されます。


腎臓の重要な働きに、血液中の老廃物や塩分を「ろ過」し、尿として身体の外に排出することがあります。


そのため腎臓のろ過の機能が不具合を起こしたときは、血液をきれいにすることができずに【尿毒症】を起こします。


尿毒症は死に至るために、透析によって人工的に濾過する必要が出てきます。



ホルモン

ホルモンは血液によって全身に送られ、内臓の機能や体の調子を整える様々な働きをしています。


ホルモンはからだの中の内分泌腺というところで作られています。


内分泌腺には、脳下垂体(のうかすいたい)、甲状腺(こうじょうせん)、副甲状腺、副じん、すい臓、生殖腺(せいしょくせん)などがあり、それぞれに違う働きのホルモンが作られています。


その他にも、体の各器官でさまざまなホルモンが作られています。


命の道

血液が流れる中でこれだけの各臓器の働き、栄養素や酸素、老廃物、ホルモンの運搬などさまざまな重要な働きと関係しています。


この酸素や栄養を運搬する血液が流れる血管は、【命の道】と言えます。


この命の道が、壊れたり、ボコボコになったり、詰まったりしないようにしっかりと勉強しましょう。

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