2025.05.01
【不安でも大丈夫】通信制高校ってどんなところ?
通信制高校ってどんなところ?
通信制高校は、自分のペースで学べる高校です。毎日通う必要がなく、レポートやテスト、スクーリング(登校日)を通じて卒業を目指します。
不登校を経験した生徒や、自分の生活スタイルに合わせて通いたい・勉強したい人にとって、心強い選択肢と言えます✨
高校卒業資格も、全日制と同じ「高卒」になります。
・学校生活に馴染めるか不安…😢
・毎日通えるかなんてわからない…😥
と感じている人にとって、無理のないスタートができる学校です。
この記事では通信制高校について解説しています。
どんな学校で、どんな通い方ができて、どんな勉強ができるのか
一緒に確認して、自分に合っているの高校なのか確認してみてくださいね🌷
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記事を書いているのはこんな人🙆♀️
・かなた(30代)
・元公立小学校の先生
・不登校の中学生の高校受験支援に5年間従事、
200人の中3生(たまに保護者の方)と進路面談をしてきました。
・キャリアカウンセラーの勉強中
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広域通信制と狭域通信制
通信制高校には「広域(こういき)通信制」と「狭域(きょういき)通信制」があります。
・広域通信制高校
全国どこからでも入学できる学校で、東京に本校があっても大阪や福岡にキャンパスがあることも。
校舎によって雰囲気や通学スタイルが異なります。自分に合った校舎を選べば、より安心して通えます。
オンライン対応も進んでいるので、家から出にくい時期でも学びやすいのが魅力です。
・狭域通信制高校
学校のある都道府県と、その近くの一部の県に住む生徒だけが入学できる通信制高校のことです。
たとえば、東京都にある狭域通信制高校なら、東京と近くの県(神奈川・千葉・埼玉など)からの入学が中心になります。
広域通信制よりも通える地域が限られている分、地域とのつながりを大切にしていたり、少人数制で落ち着いた環境の学校も多いのが特徴です。
通い方や授業の特徴
通信制高校は「通学日数を選べる」自由さがあります。
完全にオンライン学習、週1日だけ登校する、週5日登校するコースまで様々。
「最初は週1日登校から始めたいけど、そのうち週3日通うようにしたい!」
「最初は週5日通っていたけど気持ち的にしんどくなってきたな…」
など途中で変更できる学校も多いようです。
授業もレポート中心で、動画やオンライン教材を活用する学校も多いです。
中には「好きなことを学べるコース」や「資格取得サポート」がある学校もあり、勉強が苦手でも興味を広げやすいのが特徴です。
どんな授業があるのかチェックしてみるといいですね✨
卒業までの流れ
通信制高校の卒業には、3年間の在籍と74単位の修得が必要です。単位は、レポート提出、テスト、スクーリング*(登校)を通じて取っていきます。
*スクーリングの日数や場所は学校によって異なるので確認が必要です。
担任の先生が学習や進路をサポートしてくれるため、一緒に計画を立てて進めらます。
自分のペースで進められる一方で、サポート体制も充実しているので、無理なく卒業ができるというのも大切なポイントです。
受験の仕方
通信制高校の入試は、学力試験がないことがほとんど。
書類選考と面接、作文などで合否が決まります。
不登校経験がある生徒も安心して受験できる内容です。
とはいえ、作文は「将来の夢」や「中学校生活で頑張ったこと」などを決められた字数で書くことが求められます。
書く内容や文章の構成など、きちんと添削を受けることが大切です。
面接もどんな質問をされるのか調べて、練習しておくと良いですね✨
⚠️人気校は早めに募集が締め切られることもあります。
通信制高校を進学先として考える場合は早めに調べたり見学に行ったりして、出願時期や必要書類を確認しておくと安心です。
どんな人に向いている?
通信制高校は
・自分のペースで高校生活を送りたい人
・毎日登校することに不安がある人
・やりたいことと勉強や学校生活を両立したい人
に向いています。
また、不登校経験があっても「もう一度学校に行ってみたい」と思えた時に、あたたかく迎えてくれる場所でもあります。
通信制高校は、”学校に行けるかどうか”ではなく、”どう学びたいか”を大切にできる選択肢なのです。
🌸さいごに:あなたのペースで大丈夫
高校のかたちはひとつじゃありません。
「毎日通うのは不安」「今の自分に合う高校があるのかな」と思う気持ちも、とても自然なこと。
通信制高校は、そんな想いに寄り添ってくれる選択肢のひとつです。
ゆっくりでも、途中で立ち止まっても大丈夫🌱
あなたが「ここなら行けそう」「ちょっと頑張ってみたい」と思える高校が、きっと見つかります。
次回は都立チャレンジスクールについて解説する予定です◎
このブログはみんなと一緒に悩んだり前進したりする場所でありたいので、何か質問や聞いてみたいことがあったらいつでも聞いてくださいね♬
それでは・*・:≡( ε:)