2022.10.01
自律神経失調症っていうけど自律神経って何?
自律神経とは、内臓や代謝、体温といった体の機能を24時間体制でコントロールする神経のことです。
このコントロールは意識してできるものではなく、無意識でコントロールしています。
自律神経は、全身に分布していて、血管、胃、腸管、肝臓、腎臓、膀胱、性器、肺、瞳孔、心臓、汗腺、唾液腺、消化腺などの内臓を支配しています。
自律神経系は、以下の2つに分けられます。
〇交感神経系
〇副交感神経系
に分かれ
心と体を活発にする交感神経と、休ませる副交感神経がバランスを取りながら、私たちの体を支えています。
自律神経のバランスが崩れた症状
自律神経のバランスが崩れた、いわゆる自律神経失調症は以下の症状が出ます。
- 動悸がしたり、汗が異常に出る。
- 胃腸の不調(便秘や下痢、腹痛など)が起こりやすい。
- よく頭痛やめまい、立ちくらみ、耳鳴りなどになる。
- 手足のしびれや、震えたりすることが頻繁におこる。
- 胸やけや胃もたれなどがある。
- 好きな食べ物に対しても食欲がわかない。
- 肩こりや腰痛などに悩んでいる。
などがあります。
原因
①ストレス
ストレスがかかるとバランスを崩しがちになります。
ストレスを受けることで交感神経が優位になり、なかなか副交感神経の休息モードになりません。
自分独自のストレス発散方法を見つけておくことも大切です。
体を休ませ、リラックスすることにより、交感神経を安定させ、副交感神経を優位に持っていき自律神経のバランスを保ちましょう。
②睡眠不足
睡眠がしっかりとれないと自律神経のバランスが崩れることがあります。
寝る前にスマホやPCを見てブルーライトを見ないようにしておきましょう。
なかなか眠れなくなります。
ある程度、睡眠時間を決めておくと眠りやすくなります。
寝る前にアルコールを飲むと熟視できなくなるので気を付けましょう。
もし自律神経失調症になったら当院の施術も試してみてください。
交感神経は、すべて脊髄から出ています。
交感神経優位の方は、背中の筋肉が張っています。
原因をしっかりと見直し、背部の緊張を取ることで自律神経失調症は改善します。
一方、副交感神経は、ほとんどが中脳または延髄から出ている。
例外的に、ぼうこうの副交感神経は脊髄末端から出ている。
副交感神経は、頭蓋骨、仙骨の施術を行うことで改善する場合があります。
自律神経失調症でお困りの方は、ご相談ください。