2022.09.25
棘上筋(肩関節の解剖学)
棘上筋とは
この筋肉になります。
棘上筋は三角筋とともに方の関節を外転する働きがあります。
棘上筋の役割は肩関節の固定です。
上腕骨という腕の骨を肩甲骨に引き付けて肩の関節を安定させます。
これが意外と大切な働きです。
肩関節を外転させるときに棘上筋が上腕骨骨骨を下に引き下げることにより、関節の損傷や脱臼を防ぎます。
この棘上筋の上腕骨骨頭下に引き下げる働きが弱化すると上に上がってしまい、骨頭と肩峰の間に組織が挟まれて腕が挙がらなくなります。
これをインピンジメント症候群と言います。
何が挟まれるかというと
・肩峰下滑液包
・棘上筋腱
が挟まれます。
この肩峰下滑液包は通常クッションとして働きますが、挟まれると非常に痛みを感じやすくなる組織です。
四十肩、五十肩で良く起こる症状になります。
またローテーターカフ(腱板、回旋筋腱板とも言われる)の一つでインナーマッスルの一部を担っています。
ローテーターカフや四十肩、五十肩については、後に書いていきますね。
棘上筋の解剖
起始部:棘上窩
停止部:上腕骨大結節
作用:肩関節外転(0〜30°)
神経支配:肩甲上神経
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