2025.01.18
簡単に成績を上げる1歩 〜独学の秘訣は「例題を解く」こと〜
今日の話は「簡単に成績を上げる1歩」についてです。 「知っている」のではなく、「やっている」という視点で読んでくださいね。
私は今でこそ塾で偉そうに指導してますが、実は今まで、「塾に通ったこと」も「予備校に通ったこと」も「家庭教師を雇ってもらったこと」もありません。全部独学でやってきました。学校以外で、勉強を習ったことはありません。
もちろん、「冬期講習」「夏期講習」ですら、行ったことはないです。唯一「予備校」に行ったことがあるのは、「校外模試」のときだけです。
独学でできた理由
なんで「塾」に行かなくて、勉強ができたのかというと、「例題を解いた」からなんです。
で、指導している私からいうと「そんなの当たり前」と思っていました(笑)が、生徒さんは解いていないんですね。「例題をじっくり読んで、練習問題を解く」とか、「例題をパッと見て練習問題を解く」感じです。もっとひどいのになると、「例題も見ないで解く」んですね。
で、「解き方がわからない」というわけです。それで、「先生、解き方がわかりません」と聞きにくるわけです(笑)
で、独学でやってきた私からすると、「教科書に書いてあるでしょ」と思ってしまうわけです。
どうですか?「例題をきっちり解いています?」
勉強の正しいステップ
すごく当たり前だけど、これってすべて大切なことなんですね。勉強していて、一番楽な方法は、「一番いい解き方を真似する」ことなんですね。
新しい単元を予習する場合
<ステップ1>「例題を読む」 <ステップ2>「例題を理解する」 <ステップ3>「例題を実際に自分で解いてみる」 <ステップ4>自分の解き方と例題の解き方を比べて、違いを見つけて直す <ステップ5>練習問題を解く
復習の場合
<ステップ1>「例題を実際に自分で解いてみる」 <ステップ2>自分の解き方と例題の解き方を比べて、違いを見つけて直す <ステップ3>練習問題を解く
これは、物事の身につけるステップ「守破離」(しゅはり)の最初の「守」です。学んだことを素直に真似するのです。
まとめ
「成績の振るわない子」や「成績の伸びなくなった子」が例題を飛ばしてしまうことは多いです。当たり前ですよね。例えば、ピアノを先生に教えてもらって、先生の指導の通り弾かなくて、「ピアノが弾けない」と言われても...(笑)
まずは、素直に「例題を解いて、例題を真似してください」これが大切です。「知っている」のではなく、実際に「やってみて」くださいね。
実はこれは、「算数」「数学」だけでなく、「国語」も同じ解き方で成績を上げることができます。