【国語】受験でミスを減らすための5つのポイント

今回は、受験勉強において注意すべきポイントをお伝えします。記述問題や選択問題で失点しないためのコツを具体的にご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!

1. 文字は楷書で正しく丁寧に書く

文字の丁寧さは意外にも点数に直結します。上手に書く必要はありませんが、 「丁寧に書く」 ことを心がけてください。読みにくい字だと、正しい答えを書いたつもりでも採点者に伝わらず、×をもらう可能性があります。
日頃の練習としては:
他人に自分の字をチェックしてもらう。
書いた答えを見直し、「読みやすいか」を確認する。
特に入試では読みやすさが大切ですので、楷書で正確に書く癖をつけましょう。
2. 見落としやすい言葉に注意する
問題文の言葉に気をつけることで、ケアレスミスを防ぐことができます。特に見落としがちなポイントをいくつか挙げます。
①「適切でないもの」「あてはまらないもの」
ほとんどの問題では「適切なものを選べ」が主流ですが、時々「~ないものを選べ」という問題があります。このような否定形の問題は、つい見落としやすいので注意が必要です。
②「○つ(すべて)選びなさい」
選択肢から1つだけ選ぶ問題に慣れていると、複数の答えを求められる問題を見逃しがちです。特に「すべて選べ」という指示には十分に注意しましょう。
対策:
設問の指示に線を引いて目立たせる。
問題を解く前に指示内容を声に出して確認する。
3. 条件を守ること
設問に指定されている条件を正確に守ることも得点に繋がります。「条件」が問題を解くヒントになる場合が多いので、注意深く読み進めましょう。
よくある例:
「『○○』という語を使って」:指定された語句を必ず使う。
「文章中の言葉を使って」:文章に書かれている言葉を正確に抜き出す。
「~はなぜか。」:最後を「~から。」で終わる。
「~はどんなことか。」:最後を「~こと。」で終わる。
また、漢字の書き取りでは「送りがな」を書く必要があるかも注意が必要です。条件を軽視すると、正しい答えでも減点されることがありますので気をつけましょう。
4. 字数に注意しよう
記述問題では、字数の制限や指定が設けられる場合があります。これを守らないと大きな減点の対象になります。
①「○字で抜き出す」
指定された字数でそのまま書き写す。
②「○字以内で答える」
字数を満たさないと減点される場合があります。80~100%の字数で書くことを目安にしてください。
③「○字程度で」
90~110%の字数を目安にすると安心です。
④「句読点も一字に数える」
「、」「。」だけでなく、「!」「?」や「」(かぎかっこ)も1文字としてカウントされますので注意しましょう。
5. 採点基準を意識する
記述式問題では、「採点基準」を理解することが得点を伸ばすカギです。入試問題では、多くの場合、採点者が統一された基準で採点を行っています。
採点基準の例:
「○○という言葉を含むと4点」
「××という言葉を含むと3点」
つまり、解答には「キーワード」を含めることが重要です。これにより、部分点を獲得しやすくなります。
特に大学入試では: 部分点を積み重ねることで、大きな差が生まれることがあります。採点者の視点を意識した解答を心がけましょう。
まとめ
いかがでしたか?
ミスを減らし、得点力を高めるには以下の5つのポイントを意識してください。

1.楷書で正しく丁寧に書く。
2.見落としやすい言葉に注意する。
3.設問の条件を守る。
4.字数指定を正確に守る。
5.採点基準を意識する。
これらを日々の勉強から実践することで、受験本番でのミスを大幅に減らすことができます。小さな努力の積み重ねが、合格への近道です。ぜひ今日から実践してみてください!
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