かみゅは、10月末に22周年を迎えました。

かみゅスタッフの石田です。

10月末にお陰様で、かみゅは22周年を迎えることができました。
お客様を始め、かみゅと関わってくださっている皆様、いつも本当にありがとうございます。

川上先生が、かみゅをオープンされた22年前から目指されているケアありきの美容は、いつの間にか当たり前のように取り入れられる人が増えてきたと感じます。

その頃と比べると、日本人の髪の量が減った、平均寿命が延びた、などが関係しているからか…、
20代であっても髪の細さや薄毛を気にされる人が増えましたし、また90代でお元気な方も多いのでいつも髪をキレイに、と意識されている方も増えました。

その当時は「ヘッドスパ」という言葉はないので、マッサージをするというイメージされる方が多かったり、頭皮のケア、というより、「髪にトリートメントする」というメニューをしているサロンが多くありました。

私自身は、元々働いていた美容室が、髪にトリートメントする、施術後にヘアトニックをつけてカンタンにマッサージをする、といった、今思えば表面的にキレイにする美容メニューを提供していました。

だから、頭皮ケアをして髪質が変わる、扱いやすくなる、という概念はなく、薬剤がカラダにどんな影響を及ぼすことすら興味を持っていませんでした。
(ちなみに美容学校では習いません。薬剤の種類や内容成分くらい)

その頃、「髪にトリートメントする」というメニューで、金髪まで抜いたブリーチやストレートパーマをして傷みまくった自分の髪に施術してもらっても、なんとな~く髪がツルツルになって、正直、全く髪がキレイにならんじゃん、これ(この仕上がり)でお客様は満足しているのだろうか、と感じていたのを思い出します・笑

それでも現代に至るまで、日本の美容室では【見た目】(表面)を整えることが主流で、年齢とともに上手く扱えなくなる髪に対しては、「老化」を理由にして、出来なくなるヘアスタイルも増えていく、という状況は、多かれ少なかれ、美容室で働いてきた25年間変わっていないなーと感じます。

変わったのは、美容室ではなく、年齢問わず、カラダにいいことしたい、と希望されるお客様が増えたことでしょうか。

川上先生は、かみゅで取り扱う商材、日用品は、オープン当初から、自然分解できる(排水しても自然を汚さない)か、また分解できない(汚しちゃう)か、を明確にわかる、また長期で使って安全か、を吟味して仕入れられています。

とはいえ、ヘアカラーなどはどうしても化学薬品なので、その中でも成分がどのくらい強力か、施術後にどうやってカラダからデトックスできるか、がハッキリと分かる商材を取り入れています。

私自身、かみゅに入社していなかったら、化学薬品に対してアレルギー反応が出て、染めつづけることができなくなっていたと思いますし、自分のくせ毛がひどくなって、未だにヘアオイルやストレートアイロンなどが手放せない日々を送っていたはずです。

また、かみゅで学ばせてもらった内側からキレイにしていく知識や体験のお陰で、アトピー&敏感肌に悩まされることもなく、交通事故でできた顔の縫い傷は目立たなくなり、疲れを引きずることなく滅多に体調を崩すこともなく、こうして美容師の仕事を続けることができています。

(結構、カラダも皮膚も髪もボロボロでした・笑)

時代の変化として、ヘアスタイルもお洋服も、メイクも流行というものが、どんどんなくなってきています。

整形など表面的に美しさを作る方法もありますが、その人自身の本来の美しさが表ににじみ出る、それぞれの個性を愉しむ人も増えてきています。
若い世代であっても「内側からキレイにしていく」早くからケアを意識している方も多くなりました。

その時々で、かみゅのテーマである、
健康でイキイキと美しく・・・
が、お客様それぞれにご提案できるように、23年目もどうぞ、よろしくお願いいたします。
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