ピラティスって何ですか?②

  • 配信日: 2020-05-11 16:38:03.16408
前回はピラティスさんがイギリスで拘留されたところまでをお話しさせていただきました。


拘留所での生活ではある程度の自由は与えられていたようで、ピラティス氏はそこでも今まで同様身体を鍛えていました。
さらに、他の拘留者たちにも自分がしているエクササイズを教えるようになります。
教えられたエクササイズをしていくうちに拘留者たちはどんどん健康的になっていきました。

そのうちピラティス氏は拘留所で看護師として負傷した兵士たちのリハビリを担当するようになります。
そのリハビリでピラティス氏は、ベッドにスプリングを装着して関節や筋肉をサポートしながらに鍛えていくという方法を考え出したのです。
これこそがピラティス専用マシン誕生の時になります。

戦争終結後、ピラティス氏はニューヨークに渡ります。
ニューヨークに向かう船の中で、後に妻となり生涯共にピラティスメソッドを発展させ、ピラティス氏を支えていく存在となるクララと出会います。

1930年代前半にピラティス氏は自分のスタジオをオープンします。
そこでクララと共にピラティスメソッド(彼は自分のエクササイズをコントロロジーと呼んでいました)を様々な人に提供していきます。
このスタジオには現代にも受け継がれているピラティス専用マシン数種類が置かれており、それらを使いパーソナルでエクササイズを提供していました。

スタジオと同じビルにダンサー達のリハーサルスタジオがあったこともあり、主なクライアントはダンサー達でした。
コントロロジーは次々に怪我から回復していくダンサー達から絶大な支持を得ました。
その他にもクライアントは映画俳優のビビアン・リー(風と共に去りぬでアカデミー賞を受賞)やキャサリン・ヘプバーン(アカデミー賞4度受賞)、ボクシング世界チャンピオン、音楽家や芸人、商社マンと多岐に渡っていました。
整形外科医からもリハビリの効果を認められるようになりました。


ピラティス氏が亡くなる1967年頃には口コミで良さが広まり、一般のクライアントも多くいたようです。
当時のクライアントは60%が男性で40%が女性でした。
現在はセレブがしている、女性がするエクササイズというイメージが強いと感じますが、適切な筋力と柔軟性を獲得できるコントロロジーは男性にも取り組んでいただきたいと強く思います。
ちなみに現代では、男性はイチロー選手、サッカーのロナウド選手、長友選手、タイガー・ウッズ選手、トム・クルーズ、ジョニー・デップ、NFL・NBAの選手たち、セリエAの選手たちと挙げればきりがないほど多くの方がトレーニングにピラティスを取り入れています。
女性では、マドンナ(彼女がしているというので有名になった気もします)、石田ゆり子、ミランダ・カー、セレーナ・ゴメスなど他にもたくさんいます。フィギュアスケート選手やダンサーにももちろん多いです。
身体が資本の人たちはかなり高い確率でピラティスをしています。
ただよ〜く考えると、身体が資本ではない人っていない・・・ですよね。
ピラティスは誰に向いているとかいう次元ではなく、全ての人ができるメソッドだと私は確信しています。


次回は、パンツ一丁の怪しい風貌のピラティス氏がどんな人物だったのかとお伝えしていきます。


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