エーゲ海のオレガノの有効性

  • 配信日: 2020-07-02 10:41:52
エーゲ海を挟んでトルコとギリシャという国があります。

古代から戦争をしたり、植民地になったり、いろいろと因縁もあり、古代ローマ以降はギリシャはずっと他国の支配下にありました。
東ローマ帝国がコンスタンチノープルに首都を置いていたので、東ローマ帝国側でトルコもギリシャも存在していました。
オスマン帝国が東ローマを征服したので、そのまま同じ国、同じ文化になっていたのですが、西欧諸国のオスマン帝国の解体工作により、ギリシャは分離独立して脱亜入欧を進めていきました。

植生は、そのような人間の歴史とはあまり関係なく存在しています。
人が持ち込んだりすることで、移動している植物もあるのですが、その地域にあったものが生き残っています。

今回はオレガノについて簡単に説明します。

オレガノ、日本では「なーんだ」という感じで受け止められることが多いのですが、古代からこの地域ではタイムよりも身近で重要視されてきた植物です。

ギリシャ側では、オリガニム・ウルガレという、チモールとカルバクロールの多い種類が、トルコ側では、オリガニム・オニティスというボルネオールの多い種類が栽培されています。どちらの国にも両方の品種がありますが、その土地に合った方をよく使っているという感じでしょう。

ウルガレの方が甘い香り、オニティスはボルネオールの為に抗菌作用と防腐作用がとても高いです。
つまりギリシャのオレガノの方が甘くて穏やか、トルコのオレガノは強い香気成分があるのです。

持ち帰った種を群馬で栽培してみました。他県の方にもお願いしたのですが、上手くいかない地域もあるようです。

ギリシャのオレガノもトルコのオレガノも、日本での栽培が出来て、日本でできる乾燥方法も見つけました。
トルコのオレガノは自然乾燥ができましたが、ギリシャのオレガノは日本の梅雨時期の高温多湿で自然乾燥ができず、特殊な方法を使いました。



先週のアダチャイもですが、このオレガノも、古くからお茶として、この長寿地域の人たちは飲用していました。紅茶やコーヒーが普及する前からの飲み物です。

オレガノは疲労回復にお勧めです。また、月経の開始を促進するため、若い女性にも推奨されます。消化器系を刺激し、消化を促進し、神経系を落ち着かせ、利尿薬としても働きます。古くから、急性および慢性リウマチの場合に使用されてもいました。
チモールおよびカルバクロール中のその濃度のために抗酸化特性を持っているので、高血圧と動脈硬化に対しても効果が高いのです。

今一番のお勧めは、うがいに用いることです。抗菌、抗ウイルス効果が高いので、夏風邪や今はやりのウイルスへの対抗策として使えます。

オレガノは、一般的に副作用のない安全なハーブであることを覚えておいてください。




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種付きで、今だけ少量お分けしています。
トルコのオレガノ、オリガニム・オニティスは花は完売してしまいましたが、種だけ少量お分けできます。)


アダチャイ販売しています。ベルガマのものは野生でしか育ちません。ぜひお試しあれ。
https://ecsp.tsuku2.jp/viewDetail.php?itemCd=01040612611032


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https://ticket.tsuku2.jp/eventsDetail.php?ecd=15670041803022 

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