エーゲ海地方の食べ物〜「ガレノス博物館」からのお便りです

  • 配信日: 2020-06-17 02:59:15
こんにちは 

今、私は1か月仕事がお休みです。コロナウイルスの関係で座学がオンラインで先に、気候が暑くなってきたら実習をという学校の方針で、6月ひと月お休みでした。来週から授業が再開です。

その間、私はトメル(Tömer)というアンカラ大学付属の語学学校(トルコ各地にあります)のオンライン講座で毎日3時間勉強しています。結構充実しています。
イズミルのトメルのオンラインレッスンを生徒8人と受けています。先生は若くて、息子と同じ25歳。
女性が6人、男性2人ですが、2人以外はトルコ人と結婚してイズミル県に住んでいる社会人です。

出身国はさまざまですが、お買い物の題材の時は、とても楽しいです。市場のお買い物シュチュエーションとかやるのですが、食べ物が出てくると楽しいです。オンラインの良いところは、そのシーンが画面に出てくるので、わかりやすいことですね。
売っている食品の名前を言っていくとか、店員とお客とかのやり取りとかも。

イズミルだからかエンギナール(朝鮮アザミ)やゼイチン(オリーブ)は必須です。
そのほか、ラハナ、マルーン、サラタルック、マイドノス、ドマテス、ポタテス、カルプルス、キラズ、カユス、エリッキ、、、とトルコは野菜と果物が豊富です。

この中のサラタルックを使った料理で、今、私がはまっているのは、「ジャジュクCacık」です。
庭で栽培しているキュウリをとってきて作ります。

エーゲ海のお隣の国ギリシャでは「ジャジッキτζατζίκι」と呼びます。
ブルガリアおよびマケドニア共和国キプロスでは、この料理はタラトゥーリτταλαττούρι イラクではジャジーク ججيك‎, jajeek カフカース山脈でオヴドゥフ イランにはザジキに類似した「マースト・ヒヤール」mast-o-khiar‎、南アジアでは、ライタという名前で似た料理が広い地域で食べられています。
ジャジュクは、ヒッタイト時代のトルコでも食べられていたそうで、相当古くから作られていたと推察されています。

キュウリの原産国はどこかというと、胡瓜と書くように、北インドとか西アジアが原産と考えられています。紀元前4000年前にメソポタミアで盛んに栽培されており、インド、古代ギリシア、古代エジプトなどでも栽培されていたそうなのです。


ジャジュクをどうやって作るかというと、それはとっても簡単。
キュウリをレンデでザクザクおろします。(100均の小さいレンデで十分です)
ニンニクをレンデの小さいところでおろします。
ヨーグルトを加えて混ぜます。ギリシャ風なら水切りにして濃厚に、トルコ風なら水加えてスープのようにします。
そこへ、オリーブオイルを加えます。ミントがあったらミントをいれて、塩をかけてかき混ぜます。

ヨーグルトにはジャムなどの甘いものを混ぜるって思っているとビックリするかもしれません。

そして、この内容で、旨味はどれ?って思うのですが、見当たりません。
それでも口の中、舌の味蕾にしっかりと旨味が伝わって、実においしいのです。なぜだか科学的にはわかりません。
第六の味蕾があるのかもしれません。

これがあれば、食欲のなくなった夏でも元気で暮らせますよ。

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アダチャイ販売しています。この種類は高山で野生でしか育ちません。ギリシャのシデリティスはシデリティス・シリアカという種類で栽培しているものですが、ベルガマのものは野生でしか育ちません。ベルガマから日本の検疫を通関させたものです。
https://ecsp.tsuku2.jp/viewDetail.php?itemCd=01040612611032


解剖学と生理学を全40回 1と2で学びます。学生時代に解剖や生理をいい加減に済ませてしまって、今になって患者さん相手に困っている治療家、鍼灸師、柔整師、整体、ハーブの先生などの方々を対象にした授業です。ズームを使いますので働いている方にもおすすめです。
ガレノス協会の試験を受験すると認定されます。
https://ticket.tsuku2.jp/eventsDetail.php?ecd=15670041803022 

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以前のガレノスファームを、ツクツクに移動して「ガレノス博物館」という名前でやっています。ベルガマの遺跡を発掘する費用を捻出するためです。ぜひご協力ください。
https://home.tsuku2.jp/storeDetail.php?scd=0000097707

日本ガレノス協会もよろしくお願いいたします。
https://galenus-pergamon.wixsite.com/galenus