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非加熱ハチミツとは?

 お客様の質問で近年多いのが「御社のハチミツは非加熱(生ハチミツ)ですか?」
この質問、養蜂家(生産者)ならば一度や二度ではないはず。
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お客様からの問い合わせが非常に多いこの質問に、ここでお答えしたいと思います。


​ そもそも加熱・非加熱と言う定義が国産ハチミツの中ではなく、売られている非加熱ハチミツもその決まりは非常に曖昧です。
​この質問には、まず一般的なハチミツの採取から製品化までの流れをお伝えする必要があります。

① ミツバチの巣から分離器を使ってハチミツを取り出します。

​② 取り出したハチミツは、いったん一斗缶に保管しますが、この際に2種類の網を通すことでハチミツの中に混入している蜜蝋片などの異物を取り除きます。

​③ その後、各業者でそれぞれの販売用容器に詰めるのですが、一斗缶内のハチミツは荒濾過をしたのみなので、まだ細かい蝋片などが残っています。
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​  各養蜂業者、販売業者そこからさらに最終ろ過(弊社では200μmの網でろ過)をし、ビンに詰めます。​​
 ハチミツはその性質上、時間がたつと結晶化してしまいます。ビンに詰める際この結晶を溶かさないといけませんので、その時の湯せんの温度は40℃程度でなければ、なかなか溶けません。
かと言って温度を上げることもハチミツがキャラメル化を起こしてしまいます。

​​もちろん結晶しないハチミツも花の種類によってありますので、がそうとは限りません。
※弊社では結晶化したモノは40度程度の湯せんで融解させています。​

 ハチミツはその性質上、時間がたつと結晶化してしまします。
​ ビンに詰める際この結晶を溶かさないといけませんので、その際は湯せんの温度が40℃程度でなけれは、なかなか解けません。

​かといって温度を上げすぎてしまうとハチミツがキャラメル化を起こしてしまうためあげる事業者はいません。
​もちろん結晶化しずらいハチミツも花の種類によってはありますのですべてがそうとは限りませんが​、

 しかし、その湯せんを加熱と言うのならば、国内に非加熱の蜂蜜は一定の時期以降はほぼないか、ビンの中で白く固まっているでしょう。
 外国産のなかには輸入の基準で水分が多いと発酵してしまうので加熱して水分を除去する国があるそうですが、それが加熱を指すのならば国内のものはほぼ非加熱と言えます。
 弊社はそれぞれの時期に採取したハチミツを、一斗缶で保管して、ビンに詰める段階で湯せんにてゴミを除去してビン詰めしています。
国内のどの業者も同じように最低限のろ過をしています。(そうしないと苦情の電話だらけになってしまいます笑)

​完全な非加熱で、40℃以下の加温すらされていないものをお探しでしたら、養蜂家さんを訪ねてその場で搾りたての蜂蜜をビンに入れていただくのが一番だと思います。

​現在、弊社販売している商品は国産としての基準(糖度78°以上など)をクリアしていますのでどうぞご安心下さい。